2006年11月28日

OVA舞−乙HIMEZwei第1話

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ついに発売された舞−HIMEのOVA。今回の話はアニメ本編から一年後のお話とのこと。なるほど確かにアリカとかマシロとかグレードアップしている感じがうかがえますね、いろんな意味で(笑)。為政者としてすっかり板についてきたマシロ女王、しかし感情的になりやすいアリカとの間に意見の相違が生まれてしまうのでした。そんな中突如訪れる謎のスレイブ。第1話「ユメノツヅキ」の感想です。


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2006年04月05日

舞-乙HIME最終話

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昨日はサーバーの調子がおかしくて更新できなかった・・・。まあ気を取り直して最終話「Dream☆Wing〜夢の在処〜」の感想と講評をさらっといきます。


前話でついにローブの真の力を引き出すことに成功したアリカ。ニナはセルゲイのため、心を鬼にしてハルモニウムの力を起動させます。セルゲイは最後まではしてなかったようです。えらいぞセルゲイ!(笑)力を取り戻した五柱のメンバーは本来の使命通りオトメの存在を護るため、戦いへと赴きます。サラとナオのマテリアライズシーンが割愛されたのは残念ですね〜ていうか酷い。OVAでは見られるんでしょうか?


大魔神ニナの進行を食い止めるため、ナツキたち五柱と舞が協力します。ミユさんによって乙式の制約から解き放たれたオトメたちは認証なしでローブの展開が可能に。シホのローブ趣味悪いな〜ちょっとイタイローブですね。昨日の敵は今日の友、ラウラやロザリーもマシロに協力しみんなで大魔神ニナを食い止めます。ここは任せて先にとアリカたちを行かせるアインたち。王道ですが、こういう展開好きですよ。


さすがのナギもこれにはルール違反とぼやきます。ナギさんあなたがそれを言ったらオシマイデスヨ(笑)。カズくん新皇帝率いるカルデア艦隊も戦いに参戦、カタパルトデッキからラーヤとアカネがガンダムっぽく出撃します。ナギはシュヴァルツの戦闘員の皆さんにスレイブを出させます。アリカたちを先に行かせ、ハルカとシズルライバルの共闘です。王道尽くめだぁ〜でもそれがいい!!二人とも最高です。一網大魔神にしてくれるわ!とハルカ、もうユキノはツッコミきれないようです。


城に到着したアリカたち。サラ、ナオと五柱の実力を見せ付けます・・・がこれだけで終わりかよ。サラはエレメントすら出てないし。シホなんかに至ってはもうローブ関係ないし・・・さすが今作のギャグ担当です。あとナオの声に違和感がありましたね、それもこの台詞だけ。何ででしょうか?ラーヤとアカネが救援に駆けつけます。「清恋の孔雀石」ってネコミミローブなのですか・・・もう何も言うまい(笑)。台詞はここだけでしたが、ラーヤ姐さんなかなかインパクトのある言葉を残してくれました。アカネも今回は幸せそう(?)でよかったよかった。


城の内部に突入したナツキたちにも意外な救援が。「久遠の碧玉」(だったかな?)マリア・グレイスバートお姉さまがご登場です。華麗にスレイブを瞬殺するその姿はまさにオトメの鏡ですね。いまここにミス・マリア最強伝説が始まった瞬間でした。若返ったのはナノマシンが細胞を活性化したとかそんなところでしょう。幻海師範みたいに。


皆の協力のお陰でニナの元にたどり着くことが出来たアリカ。ニナとアリカ二人の戦いが始まります。戦いの舞台が宇宙なのはお約束でしょうか。敢えて突っ込まないけど。お互いの思いを爆発させ、激突する二人。一人は愛する人のため、もう一人は親友を救うために。


地上ではもう一つの戦いが始まろうとしていました。ナギとマシロ、ともに上に立つ者同士の戦い。ナギは確かに野心家ではありますが、この星の行く末を案じているというところではマシロと同じなのかもしれません。今の世界の仕組みに絶望し、誰かが変えようとしなければ何も変わらないと言うナギに対し、マシロはあくまでも別の道を模索することを訴えます。


決して諦めようとしないアリカにニナの心は乱れます。もっと心を開けば良かった・・・自分を抑え、自分の問題を自分だけで背負いこんできたニナは今更ながらに後悔します。しかし長時間起動していたハルモニウムが暴走、ニナの心はハルモニウムに取り込まれてしまいます。ニナはアリカに殺してと頼みますが、結局ハルモニウムの邪悪な思念に支配されてしまいます。しかしどんなにすごい力があるのかと思えば、一撃でアリカにやられてしまいました。時間の都合とはいえ、こりゃないですよ。漆黒の金剛石は浄化され、元に戻ります。野望破れたナギはあっさり逮捕され、ナツキがハルモニウムを破壊して、地上のほうではついに決着。アリカはニナととも地上に落下していきます。なんかサイボーグ009のラストを思い出しますねー。


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全ては終わり、アスワドとも約束通り協力し合うことに。ナギは黒い谷で労働服役することになります。こっそり逃げ出そうとするところをミコトにボカリ、連れ戻されます。あんなすごいことをやらかしてこの程度で済んだのはマシロの温情によるものでしょうかね。ヴィントブルームではもう一度風華宮の落成式が執り行われる事に。来賓として呼ばれた各国の王とオトメ達、シャルル王睨んでる睨んでる(笑)。ロザリーはやっぱ引退したのか。皆の前で決意表明をするマシロ女王。最後の仕上げとしてアリカが城のシンボルとなる巨大ヒマワリのオブジェを持ってきます。危うく落としてしまいそうになりますが、五柱の皆さんが手助けしてくれ難を逃れることに。無事に定位置に置くことが出来、城は完成します。マシロは完成した城を前に今は亡きミミのことを思い、立派な為政者となることを誓います。マシロとともに夢に向かって邁進していくアリカなのでした。


一方、ニナは深い森の中にある古城で記憶を失ったセルゲイとともに新たにやりなおすことに。ニナには幸せになってもらいたいものですね。きれいにまとまり、物語は終わりを迎えます。


では講評を。いやあ面白かった!!今回は前回ほどご都合主義的な終わり方ではなく、死んでいった者に幸せな未来を誓い、成長していく姿が描かれていましたね。いろいろと気がかりなところ(トモエの処遇とか)を残しているのはOVAでやるからなのでしょうかね?一つまずかった点は後半急展開すぎたところかな〜もっと最後のニナとアリカの戦いももうちょっと引っ張って欲しかったですね。でもこの半年、とても楽しく視聴することができました。ありがとう、舞ー乙HIME!!


最後に独断でベストキャラを挙げとこう。

MVP・・・トモエ様

もはや理由は挙げるに及ばないでしょう。与えたインパクトは超ど級、右に出るものなし。

敢闘賞・・・ハルカとシズル

この二人はどんな状況に置かれてもマイペースでしたな。シズルの神のようなポジションとあくまでもボケまくるハルカ、すごいライバルですね。

最強キャラ・・・ミユさん

前作と同様、圧倒的な実力を見せてくれました。ナツキやシズルたち五柱を手玉にとるその力はミコト同様、さすが長く生きてるだけのことはあります。

最強キャラ(裏)・・・ミス・マリア

一瞬だけでしたが、その美貌と華麗なるその強さはかなり印象に残るものでした。ある意味最終話最大のサプライズだったかもしれません(笑)。OVAでも活躍の場がありますように・・・。

功労者・・・ナオ

この人がいたから後半の物語は進んだ感もあります。その割りに戦いの出番が少なかったのは残念ですね〜。ナツキともいいコンビでした。
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2006年04月03日

舞ー乙HIME第25話

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いよいよ戦争開始、竜王戦争以来の本格的なオトメ同士の武力衝突という事態になってしまいます。クライマックス目前の第25話「蒼天の乙女」の感想です。


ナギ側のアルタイ・フロリンス・レムス連合軍対それに反抗するエアリーズ・アンナン・ロムルスの連合はついにヴィントブルームの領土内でいよいよ衝突。ついに王のマイスター同士が戦います。めちゃくちゃやる気のハルカをよそにアインはあくまでも陽動が任務とカーラに自制を促します。ナギ側もラウラ、ロザリーそしてワルキューレ部隊が迎え撃つ構え。空中で激しくぶつかり合うオトメたち、しかしナギは慌てる様子を微塵も見せず、むしろこの状況を喜んでいるようです。


おそらく竜王戦争をリアルタイムで経験されているアンナンのご老公は過去のことを思い、表情を曇らせていました。チエがエアリーズの間諜であることをハルカは知らなかったようで驚いていましたね。ユキノの最側近なのに知らされないハルカって(笑)。


一方、ガルデローベでは真祖フミ復活のため、ナツキたちが行動を起こしていました。警備を突破し、霊廟を目指すナツキたち。内部からも蜂起した学園関係者の方々が兵士たちを倒していきます。ミス・マリア強いなぁ〜せめて老婆と・・・ユカリコ先生フォローになってないし。ナツキの帰還にシズルもいよいよ合流し、反撃の態勢は整っていきます。それにしても囚われの身でありながら楽しんでしまうシズルさんは偉大ですね(笑)。


しかしナギはそれでも動じずスレイブを出すように命じます。真祖レナによって大量に召喚されるスレイブ。ユキノ達国のトップの皆さんの乗る船がスレイブの一斉砲撃によって絶体絶命のピンチに陥ります。その時、黒い谷が現れ砲撃を遮ります。谷ごと移動できるのかよ・・・さすが聖地。


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そこからアリカたちが満を持して登場。修行によって力が上がったのか、アリカはスレイブを次々と倒していきます。舞もその実力を見せ付けるかのようにスレイブたちをなぎ払います。が・・・これが最初で最後の舞の戦闘描写となろうとは。まあ仕方ないんですかねー・・・。ニナはアリカが生きていたことに安堵した様子。舞とミコトにこの場での戦闘を任せ、アリカとマシロはガルデローベへ向かいます。ミユさんもまた自らの役目を果たすため戦いを赴きます。


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イリーナたちによって真祖フミの機能が一時的に復活、ナツキはマテリアライズすることに成功します。ナツキのエレメントは銃というよりキャノン砲といったところでしょうか。ナギの命により風華宮の波動砲が発射されようとしていました。ほぼ同時に発射される両エネルギー、ぶつかり合いお互い弾道が逸れます。波動砲を破壊することは出来ず、向こうの逸れたエネルギーがケーブルを断線、ナツキは元に戻ってしまいました。発射された二射目がナツキたちに襲い掛かろうとしたその時、アリカが到着。エネルギーを受け止め、見事弾き返し破壊に成功。


そこにトモエ様が現れます。壊れっぷりにもさらに磨きがかかっていますね〜。ハルカたちも合流し、対峙する両陣営のオトメたち。マシロは戦いをやめるようラウラ達に訴えます。しかしオトメはマスターの命に従うもの、私的感情で動くことは許されない。カルデアのフィアがそうだったように。マシロはオトメは言われたままに動くただの道具ではない、自分の意思で考えろと言います。ホント立派になったなぁ。アリカの友達だからみんな止めたいという言葉に心が痛むニナ。ナギは最後の仕掛けを発動させます。その干渉波により全てのオトメたちのマテリアライズが解けてしまいます。


墜落するアリカを助けたチエでしたが、トモエに攻撃されローブを破壊されてしまいます。どうやらチエが真祖の支配から逃れられたのはシホのお陰のようです。頼みごとってこれだったのか・・・マキマキ大活躍じゃん。虚ろな表情でマキマキし続けるヤヨイとリリエ、もう洗脳だなこれは。


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「ぜぇ〜ぶ私の思い通りだったのに」

もうトモエすごすぎて何も言えないや。言うこと聞かないならみんな消しちゃいましょという始末、なんて素敵なお方なのでしょう(笑)。ナギのこの戦争の目的は全オトメの抹殺にあったことが判明、味方であるはずのラウラたちも例外ではなくトモエ様にあっさり裏切られます。そこにミドリたちが乱入、ヨウコの手によりパワーアップしたミドリの前に吹っ飛ばされるトモエ様。ラドもヨウコのお陰で死の淵から蘇ったようです。ヨウコによってマスターと触れ合っていれば干渉波の影響を受けないことがわかります。現状戦えるのはアリカのみ、ナツキたちはアリカとマシロに全てを託します。皆の思いを受け取り、母の元へと向かうアリカ。途中、しつこくトモエ様が襲ってきますがアリカによって一撃でローブを破壊され、真っ逆さまに地面に落ちていきます。最後の捨て台詞までも魅せてくれたトモエに合掌(笑)。ナギはニナとハルモニウムがこちらにある限り負けはないと余裕の表情、アリカの行為を黙認します。


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ついに対面した二人の親子、しかしレナはすでに物言わぬ存在でしかありません。自分の代わりに泣いてくれているマシロに礼をいい、アリカは迷いを断ち切ります。レナを解き放ってあげること、それがアリカの出来る唯一のことなのだから。棺を破壊し、真の対面を果たした母と娘。レナの心が宿ったのか、ついに真の力を解放する「蒼天の青玉」のローブ。こっちのほうがかっこいいですね、さすがは最強のローブと謳われるだけあります。


真祖レナが破壊されたことにより、スレイブたちは消滅。ナツキたちも力を取り戻します。トモエも死んでなかったようでよかったよかった(笑)。ハルモニウムが起動したところで25話は終了。


25話はトモエの回といってもいいくらい彼女が大活躍でした。あんな難しい役を演じきったトモエ役の田中理恵さんに敬意を払いたいです。前作の静瑠を超えたかもしれませんね。ナツキのキメ台詞も聞けたし、エレメントはカッコいいしとてもよかったです。26話の感想はまた後ほど。




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2006年03月25日

舞−HIME第24話

今回はいろいろなことが満載で、もうおなか一杯のお話でした。さすがはクライマックスが近いだけありますねー。ところで24日に出たドラマCDを聞いたのですが・・・どんどん救いようがなくなってきたトモエがなんか不憫に見えてきました。では第24話「あなたのために・・・」の感想いきます。


朝、部屋で支度をするニナ、ふとガルデローベの制服が目に入ります。過去を思い出し、セルゲイのことを想うニナ。しかしセルゲイは・・・。前回、ナギの行った脅迫は効果てきめん。ハルモニウムの力に恐れをなしたフロリンス、レムスがナギ側につくことに。アスワドの報復でアルゴス十四世を始め、三大選帝侯家が全滅してしまったカルデアは唯一の生き残りであるカズヤ・クラウゼクをどうやら指導者に担ぎだそうとしているようです。ホテルからカルデアの使者と見れる人たちに連れ去られるカズ君。カズ君をさらわれてしまい、落ち込むアカネの元には五柱の一人「怜踊の蛍石」ラーヤ・ブライスが現れます。五柱のメンバーってあんな警察手帳みたいなの持ってるんだ、へぇ〜。


エアリーズではレムスがナギ側に付いたため、物資の供給が滞り新造戦艦「珠洲城」の製作が頓挫してしまいます。裏切ったレムスに怒り狂うハルカ。その時、五柱の一人「銀河の藍玉」サラ・ギャラガーが突如やって来ます。もうちょっとクールなキャラを想像してたんですが・・・仮面キャラだけに(笑)。しかしあのハルカをタジろかせるほどですからさすがは五柱といったところでしょうか。サラはジパングから物資を持ってきたとのこと、これで珠洲城も完成しますね。


ガルデローベのフミのお墓には「絢爛の頑火輝石」ラウラ・ビアンキと「深淵の翡翠」ロザリー・クローデルがやって来ていました。ミス・マリアやユカリコ先生との再会を喜ぶ二人。ロザリー軽いキャラだなー王のマイスターにしてはイメージと違いましたよ。シホはどこへ行ったのでしょうね?チエに何か頼まれていたようですし、アカネもそうですが最終盤で登場するかもしれませんね。ラウラとロザリーのマイスター二人は二ナの指揮下に入ることに。後輩ではありますが二人は二ナの恐ろしい力を知っているのでそれに従います。ニナはマリア先生に呼び止められ、ニナとアリカ宛のエルスの手紙を手渡されます。


トモエは同じ穴のムジナであるニナの心の闇に気づいているようで、その力で想いを遂げればいいとニナに囁きます。しかしさすがにトモエには嫌悪感を覚えるようで、あなたに何がわかるとビンタをかまします。嫉妬に駆られてエルスとアリカ(生きてるけど)をその手にかけておいて何を言う、とトモエも反論。トモエ・・・それをあんたがいうか。自分だって嫉妬に駆られてアリカを殺そうとしてたじゃん。はいはい、ワルグリットワルグリット。
そしてシズルに慰めてもらうトモエ、幸せそうですね。シズルも恋人気分を堪能しながらも裏では動き出そうとしている様子。ナツキたちも地下で着々と反攻の準備を整えつつあるようです。


今は亡きアリッサに想いを馳せるミユさん、決意とともにマグマの中から何かの箱を引き揚げます。カルデアを崩壊させたアスワドでしたがやはり国が相手、自分たちも無傷とはいかなかったようでルーメンは戦死、生き残ったラドも傷は深くもう助からないようです。死に逝く運命を受け止めようとするラドのもとにヨウコがやって来ます。もう二度とあなたを失いたくないのとヨウコ、もしかして二人は過去にただならぬ関係だったのか!?


ニナは自室でエルスからの手紙を読んでいました。それはエルスの遺書でもあり、こうなることを知っていた彼女からのニナとアリカに宛てた最後の感謝の言葉が綴られていました。二人が大好きだった、二人といられて本当に幸せでした・・・ありがとう。ずっと我慢していたものを抑えられず涙を流すニナ。こういうところがトモエと違うんだよなぁ。ニナは自分のしたことに対する後悔と懺悔の念に押しつぶされそうになります。そこにセルゲイ登場、ニナの苦しみを見てもういい、とニナを抱きしめます。ニナが苦しんでいるのに何も出来ない・・・己の無力さに嘆くセルゲイ。

「・・・なら私からオトメの資格を奪ってください」

衣服を脱ぎ、裸でセルゲイの前に立つニナ。セルゲイにとってニナは娘でしかない。しかしニナの想いの深さに気づいたセルゲイはその想いを受け入れることを決意します。キスをする二人、ニナの幼い頃からの夢が叶った瞬間でした。


ナツキはナオにオトメとは何かを問います。ナオは「必要悪」と答え、お前らしいとナツキ。ナツキはナオに五柱のマイスタージェムを渡します。今まで快楽主義なところのあったナオですが、オトメとして五柱としてそれなりに感じるものはあるようで戦う決意を固めます。ニナとセルゲイ、二人の間に何があったかはあえて言わないことにしますが、眠るニナを置いてセルゲイは今度こそ大切な人を守るため、戦う覚悟をします。真祖レナを開放するため、装置を破壊しようとするセルゲイ。そこにいたスミス、セルゲイを殺そうとしますが逆に返り討ちに。しかしセルゲイの背後から放たれた銃弾がセルゲイの頭を打ち抜きます。薄れゆく意識の中、セルゲイの目に映る銃を持ったナギの姿。しかしナギはその死すら自らの野望のために利用します。ハルモニウムの力ならばセルゲイを蘇らせることが出来るかもしれない、とニナに力を使うよう仕向けます。ラスボスにふさわしい悪人ぶりを見せ付けるナギ。


ナギの示した回答期限当日、ナツキの号令により作戦はついに発動。エアリーズの潜砂空母「珠洲城」が敵陣で浮上、戦端が開かれます。ニナはセルゲイを救うためならば世界中を敵に廻す覚悟を決めたようです。激動する世界に修行を終えたアリカとマシロも参戦するため、黒い谷を発ちます。マシロは民のため、王としてヴィントブルームを開放するため。アリカは親友であるニナを闇から救うために・・・。というところで今回は終わりました。


五柱がついに勢揃い。次回は各々がその強さを見せてくれることでしょう。アカネとシホも活躍の予感、しかも次回は二本立て!!ガルデローベの反撃を楽しみに待ちましょう。しかし二本かぁ〜嬉しいけど感想書くのがね・・・はううう。まあ頑張りますけどね。できれば前回と同じようなエンディングは避けて欲しいものです(全員復活とか)。次回に大期待です!!
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2006年03月19日

舞−乙HIME第23話

いよいよ前回の主人公舞衣の登場の回(ミコトも)でした。息抜きのつもりか今回はほのぼのとした展開。ですが謎だったこともいろいろ明らかになりました。では舞−HIME第23話「不思議の国のアリカ」の感想いきます。


前回カルデアがミドリたちの手により陥落したため、ナツキたちは行き先を変えて神籬の森を通過中でした。しかし霧の深さのせいで視界が悪かったらしく車は崖から落ちてしまいます。ナオの機転により何とか助かった二人、しかしそこには不思議な光景が広がっていました。その光景を見たナツキは「黒いガルデローベ」と言っていましたが、どういう意味なのでしょう。


どこかの高原でアリカとマシロは二人で何やらふざけ合って遊んでいました。アリカにいじられて怒るマシロ、それを見ていたミコト(猫神様)はお前は怒ってばかりだな、と笑います。初対面なのになれなれしいぞとまた怒るマシロ、しかしどうやらミコトは猫のミコトを通じてマシロのことをずっと見ていたようです。そのころ舞衣はローブの力(コンロの代わり)を使ってお料理中・・・わざわざマテリアライズして料理せんでもいいと思うのですが。ご飯ができたようで、フライパン叩いてミコトたちを呼びます。満面の笑みを浮かべてご飯に向かうミコト、相変わらず舞衣のご飯は大好きのようです。ミコトによれば、この場所は「黒い谷」と言うようです。


食事中、マシロはいろいろ考えていました。「黒い谷」はアスワドの故郷といわれている場所ですが、それは十二王戦争の時に失われたはずでした。マシロはアリカに意見を求めますが、アリカはそれよりも食欲を満たすことのほうが大事のようです。ご飯のおかわりを求めるアリカとミコトの同じ姿に呆れる舞衣とマシロ。ミユさんだけは素晴らしいと褒めてましたが。ていうか舞衣の料理といえばやはりラーメンなんだ・・・今回は餃子も付いていたけどなんかすごい(笑)。食事が終わり、マシロはこの状況に説明を求めます。アリカは舞衣が以前話で聞いた伝説のオトメ「炎綬の紅玉」だと気づいたようで興奮します。しかしマシロは伝説に描かれる夢と恋に引き裂かれた悲劇のオトメのイメージとはあまりかけ離れているため、いまひとつ信じきれない様子。ミユさんの説明からこの場所が黒い谷であることは間違いないようです。オトメの力やハルモニウムも生まれたロストテクノロジーの聖地。しかし十二王戦争で使われたハルモニウムの力によって空間のはざまに封じられてしまったそうです。


一方カルデアが陥落したことで慌しく情報収集に奔走するエアリーズの大統領府の人々。ユキノはオトメ拡散条約に基づき、エアリーズで各国首脳による臨時の審議会を開催すべく各国の王宮に使者としてハルカを派遣します。ハルカの言ってた言葉ってなんか意味違いません?国としてちゃんと意思表示しろってことですかね。


ミユさんから語られるハルモニウムの力の正体。オトメの力が物質を具現化するものならば、ハルモニウムはその逆で全ての物質を拡散させ、消滅させ飲み込むことができるとのこと。あの時風華宮で出てきたのはミコトの影だったのですね。そしてニナがヴィントブルーム王国の真の王位継承者であることがついに断言されます。その事実をナギから知らされ、驚くセルゲイ。その時、エアリーズの政治工作がナギにも伝えられ、ちょうどいいとまた何か悪いことを考えている様子。またセルゲイは二代目真祖としてレナ・セイヤーズの遺体が使われていることも知らされます。憧れの存在だったレナ、そして最愛の娘ニナを野望のために利用されているという事実。セルゲイの心に去来するものは何なのでしょうか・・・。


そしてアリカがレナの実子であることもミユさんの話から確定します。そしてミユがアリカを気に掛ける理由、それはアリカがミユのかつての主アリッサ・シアーズの血を受け継いでいるからに他なりませんでした。なるほどアリカの髪が黄金に輝いたのはアリッサの末裔だったからか。その時ミコトの仕掛けたワナに何かかかったようで、ミコトは猫の十兵衛を引きつれ、飛んでいきます。猫たちは猫神様であるミコトの使い魔的な存在なのでしょう。


ニナが真の女王、アリカはレナの娘と素性が確定したことで、自分の正当性を失ってしまったマシロは落ち込みます。ミユさんは「真白なる金剛石」真祖フミのマスターの話を持ち出してこう言います。王たるべき者の選定条件は血筋ではなく、いかに周りの人々に慕われ導き手となれる強い意志を持てるか否かであると。現実の世界だって初代の王様は生まれながらの王ではなく、自らの強い意志と絶え間ない努力によって国民の心を掴み道を切り開いてきたわけで、決して血筋が全てではないはずです。マシロを国民が認めればマシロが王様なんだと思います。もちろんこれから大変でしょうけどね。
アリカも舞衣に「オトメとは何か?」を尋ねますが、それは人に聞いて出す答えではなく、自分で見つけ出すものと舞衣はアリカを諭します。自分の答えは自分のなかにしかない、それを見つけ出すことも人間として通らなければならない道の一つなのでしょう。


やっぱりというか、ワナにかかったのはナツキたちでした。ナツキと舞衣は久々の再会をします。そして皆仲良く入浴ターイム、お約束のサービスショットです(笑)。舞衣失踪の真相はそんなに大それたことではなく、旅行中にたまたま森を通った時に迷いこんだだけと意外にあっさりとしたものでした。伝説とか偉人の名言とか実際は意外にたいしたことなかったりしますもんね〜。ナオ髪を上げてるせいか一瞬誰かわからなかったな。舞衣のマスターはミコトのようです。契約の石を飲み込んでも認証ができるのはミコトがオトメの力の原型となった高次物質化能力の唯一の生き残りの「水晶の姫」であるからとのこと。ミコトもミユさんと同様、長い時を生きているようですが前作とはどこか違う気がします。前作で消えたはずの「水晶の姫」が存在していることから前作の世界とは似ていますが、直接的にはつながりは無いのかもしれませんねー。


ヨウコとイリーナが何やらしようとしているみたいです。ヨウコもどこかに行こうとしているようですし、イリーナもヨウコから何か託されていましたね。ニナはアリカのことをどうしても憎みきれない様子。まあこれが当たり前なんだが。伊達に16話まで一緒にいたわけじゃないでしょうし、17話では対立しましたがアリカもニナのことを心配していましたしね。しかしナギの夢はセルゲイの夢でもあることを知っているニナはセルゲイのため、オトメとしての自分の責務を全うしようとします。たとえ再びアリカと戦うことになっても。


エアリーズでは審議会が行われようとしていましたが、ナギによってエアリーズのオルブライト基地(アーミテージといい、ペンタゴンといいアメリカ意識してんのかな?)が破壊されます。どうやらナギは自分に付くか、それとも戦うか各国を脅迫しているようですね。ナツキとナオはガルデローベに戻ることに。マシロとアリカはついていこうとしますが、ナツキに却下されます。力の全てを出し切れていない今のアリカでは生き残れないとの判断からでした。それでも食い下がるアリカに舞衣はミコトに勝てたら、と条件をつけます。しかしあの舞衣ですらかなわないというミコトにアリカが勝てるはずもなく、あえなく敗退。しまいにはニナのほうが強いと言われてしまいます。その圧倒的強さに感銘を受けたアリカはミコトに自分を弟子にしてくれと頼み込みます。ミコトも師匠といわれてまんざらでもない様子。ミユさんはマシロに上に立つ者のありかたを学べと言い残し、どこかに去ってしまいます。悩むマシロにナツキは同じ上に立つ者の地位にあった舞衣に聞くといいとアドバイスを残しガルデローベへと向かいます。昇る朝日を前に新たな決意をするアリカとマシロ・・・というところで今回は終わります。


さて、アリカは強くなれるのか。舞衣は為政者として何をマシロに教えるのか。ガルデローベは復活するのか。そしてセルゲイは生き残れるのか(たぶん無理)。予告を見る限り、次回ニナはすごいことになりそうだな・・・手紙はエルスからのですかね?どうなる次回!?



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2006年03月11日

舞−乙HIME第22話

今回は第17話以来のバトルのお話でした。またマイスターオトメでは初めての死者も出てしまいましたし、これから世界はどうなっていくのでしょうね。では22話「ホロビノウタ」の感想行ってみましょう。


エアリーズではアンナンのご老公様(笑)がホー一族のエルスティンのことを詫びていました。しかしホー一族の行いもわからんでもない、とご老公。それというのもホー一族は代々多くのオトメを輩出しているオトメの名家でもあり、先の竜王戦争でも何人もの親族を失っているのだそうです。確かにオトメを人柱として世界の均衡を保っている今のシステムに疑問を感じても仕方が無いのかもしれませんね。しかしそれでもナツキは過去の過ちを再び繰り返そうとしているアルタイとシュヴァルツを何としても止めねばならない、とグエン王に協力を訴えます。ナツキのガルデローべの代表者としての強い意志に、グエン王は支援を快諾してくれます。長らくヘタレで通ってきましたが、やっと汚名返上のナツキなのでした(笑)。前回同様、今回も最強クラスの実力者であろうミユさんもいよいよ舞台に登場。何かミコトではないミコトに出会っていました。


アスワドの村にセルゲイたちがやって来ます。セルゲイはアスワドに対し、マシロとアリカを引き渡すよう要求、拒否の場合は武力行使も辞さないと脅します。崖の上のアリカに気づいたセルゲイはどこか哀しそうな顔をしていました。やはりベッドで寝ていたのはアオイだったみたいです。しかしよく生きていたな〜今だに信じられないっていうかあり得ないだろ(某アニメの○ウみたいだな)。ナギはマシロの保険として彼女から歌を聞きだそうとしているみたいです。一方アリカとマシロはアスワドの人たちに難民たちのことを頼んで、二人でセルゲイの指定した場所に向かいます。そこで久々に再会するセルゲイとアリカ。アリカはどうして自分を支援したのかセルゲイに問います。君に惹かれていたとセルゲイはカミングアウト、ひゃ〜。まあ正直なのはいいことだよね(笑)。ニナとの対立も、しいてはエルスの死もですがもとは言えばニナのセルゲイに対する愛情故の事。アリカはそんなニナの想いを訴えます。しかしセルゲイはその想いに気づいてはいても、ニナの想いを自分には受け止めることは出来ないと言います。自分の存在がアリカとニナ、二人を狂わせる。ひょっとしたらセルゲイは自ら死を望んでいるのかもしれません。


そこにワルキューレ部隊がアリカを急襲、トモエたちクラスメートの姿にアリカは驚きます。
一方アオイから歌を聞き出したナギはハルモニウムの起動実験を開始します。ナギから望むならニナにとって邪魔なアリカを消してもいい、と言われますがニナはアリカを憎んではいるものの、消すとなるとやはり迷いがある様子。トモエはついにアリカへの悪意をむき出しにします。・・・愛とはここまで人を狂わせるものなんでしょうかね、なんか人格変わってるし。前作のシズル以上かもしれません。殺意むき出しでアリカに襲い掛かるトモエ、1対4という不利な状況もあるでしょうが最強といわれる「蒼天の青玉」のローブ相手に引けをとらないようです。


ハルモニウムにニナが近づくと勝手にローブが展開され、ハルモニウムが歌いだします。チエの手によりマシロが捕らえられてしまいますが、マシロは戦えとアリカに叫びます。そんな二人を愚かだと罵るトモエ、あんた最高だよ(笑)。カルデアに向かっていた五柱コンビはカルデアが燃えていることに気づきます。たった五人でありながら次々とカルデアのオトメたちを倒していくアスワドのサイボーグの皆さん。しかしさすがに皇帝のマイスターオトメである「塊麗の縞瑪瑙」フィア・グロスは手強く、ミドリは苦戦します。しかし不意をついた愕天王による下からの攻撃にフィアは対処しきれず、体を貫かれてしまいます。断末魔の叫びを上げながら消滅していくフィア、フィアが死んだことでマスターであるアルゴス十四世もまた消えていきます。カルデアはアスワドを甘く見すぎましたね、あんなに偉そうにしていたのにあっけなかったです。カルデアが落ちたことに呆然とするナツキとナオの車の上にまた違うミコトが出現、一体何匹いるんだ!?


もう隠すこともないため、過去の自分の悪行をカミングアウトするトモエ。えぇ〜、みんなトモエのせいだったの〜?(棒読み)しまいにゃ死んだエルスのこともいい気味だという始末。さすがにこれにはアリカもキレます。そんなアリカにトモエたちは奥義「ヴァルハラの舞」を繰り出します。


そこにミユさん登場、トモエたちの奥義を弾き飛ばします。強え〜ミユさん。ついでにマシロも救出、トモエは激昂しますが、もうすでに雑魚キャラみたいな台詞を吐いている時点でトモエに勝ち目はありません(笑)。やはりミユさんは前作で出てきたミユさんと同一人物のようですね。アンチマテリアライザーソードでトモエのエレメントを叩き折ります。その時割って攻撃してきたセルゲイに攻撃対象を変更、セルゲイはソードによって貫かれます。アリカが止めたお陰でセルゲイも致命傷は避けられた様子、ミユさんはあれが来る、とアリカに警戒を促します。巻き起こる竜巻と轟く雷鳴の中、そこに現れたのはハルモニウムの力で転移してきたニナでした。


大怪我をしたセルゲイに気づいたニナはそれをアリカがやったと思い込み、大魔神のように激怒します。それを食い止めるため、ミユさんは鳥のアリッサの力を借り、黄金の剣アルテミスを発動します。とてつもない二つの力がぶつかり合い、17話のように起こる大爆発。何とか助かった様子のアリカとマシロ、どこかのベッドに寝かされていました。そこに現れるおたまと中華鍋を持った謎のシルエット(舞だけど)・・・というところで今回は終わりました。えらい登場を引っ張るな〜。


次回はいよいよ舞が登場するようです。予告では人型のミコトも出てきてましたし、ひょっとしてミコトもミユさんやアリッサ同様、前作と同じ人なのかな?ただのスターシステムじゃなかったんだなぁ。とりあえずトモエ最高、もっともっと狂っちゃってください(笑)。次回も期待。



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2006年03月04日

舞−乙HIME第21話

今回のお話はタイトル通り、マシロ完全復活のお話でしたね。数々の苦難と絶望を乗り越え、ついに為政者としてのあるべき姿に気づいたマシロ。道はまだまだ前途多難ですが、彼女が初心を忘れなければきっと皆に認められる時も来ることでしょう。そんなマシロを見て、アリカもオトメとしてマシロのために戦うことを決意したようですし、ヴィントブルームをナギの手から取り戻すのも近いかも!?


前回、ニナの手によって再び開放したハルモニウム。その番人であるミコト?との会話から、ニナが「紡ぎ手」と「守り人」であることが判明しました。それでニナの出自に疑問を持ったナギは、ニナの過去の経歴の資料を調べます。ナギはニナの写真にヴィントブルーム王家のカプセルが写っていることに気づき、ナギはニナが本物の女王ではないか?という確信をして狂喜します。・・・なんか某アニメのNジャ○ーキャ○セラーを手にいれた時のアズ○エルみたいですね(笑)。まあ同じ製作会社だしなー。


前回の一件以来、すっかりアスワドの村に馴染んでいる様子のマシロとアリカ。そんな中、ミドリ達は裏切りの報復として、カルデア皇帝一族の抹殺を決定します。そのために協力を依頼されるマシロとアリカ、しかしアリカはやられたからといってやり返すのでは意味がないとカルデアに攻め入るのを反対します。久々に出ましたね〜ばっちゃの名言。ミドリは同じ言葉をかつてヨウコにも言われたようです。しかし、ミドリはアスワドの民のアイデンティティーを守るためにもこの決定は曲げられないと聞かない様子。そんな時、この前出てきたヴィントブルームの難民たちが村の近くまで来ていると情報が入ります。


ミドリは村の掟に従い、難民たちを排除しようとします。やはりマシロは複雑のようです。あの人たちのせいでアオイが犠牲になったわけですからね・・・でも自分のせいでもあるんだけど。そこに前話で現れた岩の化け物が出現、難民の人たちに襲い掛かります。逃げ惑う人々、アリカは助けに行こうとしますがラドに制止されます。ミミが化け物に襲われそうになった時、マシロの心の中に様々な想いがよぎります。自分を救ってくれたのは彼女でしたが、アオイの死を罵ったのも彼女でした。でもそれは自分の傲慢な行いゆえのこと、そんな自分を最後まで信じてくれたアオイ。マシロは難民たちを助けることを決意します。認証を受け、マテリアライズしたアリカは必殺の一撃で化け物を瞬殺。「蒼天の青玉」のローブの力に改めて驚くミドリとラドでした。


一方、ガルデローべでは、セルゲイがワルキューレ部隊の公募についての経過報告をしていました。参加したトモエグループとチエの5名についてナギが不審を抱きますが、スミスが一度ジェムをつければ我々を裏切ることは出来ない、と保障します。自我はあるみたいですし、どういう風に裏切りが不可能なんでしょうね?気になるところです。ナギはカルデアからの情報でアリカたちがアスワドの村にいることを告げ、セルゲイにワルキューレ部隊を率いてアリカの抹殺と、マシロの捕縛を命じます。ニナは自分が行くと訴えますが、ナギに却下されてしまいます。セルゲイはそんなニナを制止し、アルタイの軍人としてナギに忠誠心を示すためにその命令に従います。といえ当たり前ですが複雑な様子、セルゲイは一体どうするのでしょうか・・・。チエが見舞っていたのは誰なのでしょうか、ひょっとしてアオイ!?ええ〜!?あの崖から落ちていきているとは考えにくいのですが・・・もしアオイだったとしたらちょっと都合良すぎませんかね〜前作のアリッサの復活みたいな感じで。


マリア先生は真祖さまの霊廟で祈りを捧げていました。長年にわたり、世界の平穏のために良かれと思って数多くの生徒たちを人柱として送り出してきたマリア先生ですが、ここにきていろいろと葛藤があるようです。世界のために友であるオトメ同士が戦うのはおかしい、と言ったアリカの言葉。それは長年マリア先生が密かに問い続けてきた疑問でもありました。しかし十二王戦争、竜王戦争と人がいる限り争いは無くなることはなく、オトメのシステムによって被害を最小限に抑えてきたのもまた事実。マリア先生とユカリコ先生にできることは祈ることだけなのかもしれません。


想いが暴発し、情事に及んだトモエとシズル。今日は赤ちゃんプレイをしていたようです(笑)。シズルは今は流れに身を任せ、静観する様子。あの人のことだから意外に今の生活を楽しんでいるのかもしれません。シホたち三人はマキマキのしすぎでとうとう精神が飛んでしまったようです。でもあのマキマキ虫ちょっとかわいいかも・・・。チエはシホになにか頼みごとをしていましたね、いろいろなところに手を廻しているチエのことですから考えがあるのでしょうね。


エアリーズのほうにもマシロたちの居所が伝わっているようです(情報元はチエでしょうね)。少々遅れはしましたが、エアリーズのほうも事態打開のための準備が調いつつあるみたいで、そのためにナツキとナオはカルデアに向かうことにしました。ユキノに移動手段の調達を打診するナツキ。そこに現れたのがアンナンの王グエン・バオとそのオトメアイン・ルー。アンナンといえばエルスの出身国ですね、どうやらユキノの外交工作によってガルデローべに味方してくれるようです。アンナンからしてみればアルタイとシュヴァルツによって国の面子に泥を塗られたようなものですから、まあ当然でしょうか。


アスワドの村ではミドリにマシロが難民の受け入れを懇願していました。ミドリは女王として皆の命を預かるだけの覚悟があるのか、とマシロに問います。そんな中、手当ての甲斐むなしくミミが死亡してしまいます。彼女が望んでいた平穏な生活、皆が笑える世界。決意したマシロは難民たちに今までの失政を詫び、もう一度機会を与えてほしいと懇願します。王がいて民がいるのではなく、民あっての王なわけです。王のあるべき姿として民のために命を懸けると宣言したマシロに難民たちも心を動かされたようです。王がみずから土下座して頭を下げるその姿にミドリもマシロを王として認め、ガルデローべの技術提供を条件に受け入れを承諾します。マシロもかっこいいが、ミドリもかっこいいな〜アンタ漢だよ・・・(笑)。


次回はアリカとセルゲイの再会、二人はどうするのでしょう。あといよいよ本格的にバトルも始まるようですし、アスワド対カルデアの戦いも見ものですね!舞もついに登場みたいですが某アニメみたく主人公を喰ってしまわない程度に活躍してもらえればいいですねー(でもなんで鍋とおたまなの???)。早くあのむかつくナギとスミスを何とかしてほしいですよ、ホントに。次回に大期待です。

びょよよよ〜〜〜〜ん(笑)


posted by へっぽこ二等兵 at 04:57| Comment(0) | TrackBack(34) | 舞-乙HIME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月25日

舞-乙HIME第20話

今回の見所はいろいろありましたけど、やっぱり何といってもトモエの暴走ですね。映像見ながら、「何やってんだよ、トモエ!!」と思わず言ってしまいました。前作の暴走キャラ静留の路線をそのまま受け継いでますねー。ストーリーの推移も気になりますが、それ以上にトモエの今後が気になりだした今日この頃です(笑)。


五柱の二人は案の定ハルカに爆笑されていました。あまりにも情けない姿の写真に、冷静なユキノまでも吹き出してしまいそうになる有様です。ナツキ、何を弁明しても説得力がありません。もはや学園長の地位すら危ういですね(笑)。ナツキはガルデローべの代表として、エアリーズに救援を要請します。しかしエアリーズが動けば、他国を巻き込んだ戦争に発展する恐れがあるため今は動けない様子です。チエが書いていた手紙はエアリーズ宛のものだったんですね。ナツキは反論してましたが国が動くということはそれだけ大事なことですからユキノの判断は賢明でしょうね。にしてもハルカ笑いすぎだろ〜ここまでくるとナツキは不憫になってきますね。


カルデアから着ていた協力要請のメールは罠でした。ミドリたちをアスワドの村から引き離すのが目的だったようです。前話で逃げ出したアリカとそれを追いかけてきたマシロは岩の化け物に飲み込まれ、その中で途方に暮れていました。一方、ガルデローべでは新たな真祖となったレナによって次々とジェムが精製されていました。どうやら真祖の正体がレナであることをセルゲイは知らない様子、かつて自分が憧れていた人の遺体がそのようなことに使われていると知った時セルゲイはどんな顔をするのでしょうか・・・。そこにニナがやって来て何故自分と選抜の仕事を変わったのかセルゲイに問いただします。いつまでも子ども扱いするセルゲイにもう自分は子どもではないと訴えるニナ。でもセルゲイはそんなニナの想いを理解してはくれないようです。セルゲイにとってはニナはあくまでも「自分の娘」しかなく、ニナが自分に恋愛感情を持っているとは夢にも思っていないのでしょう。回想からニナとセルゲイの出会いの過去が明かされます。どうやらニナはナギの反対勢力によって、暗殺者として養成すべく集められた子どもの一人だったようです。そこでセルゲイに拾われ、現在に至ってるのですね。うーんそれにしても子どものころのニナはかわいいですよねえー。


その頃アリカとマシロは化け物の腹の中で、自分たちが今まで何も知らない子どもだったということを思い知っていました。でもマシロは自分のために命を投げ出したアオイのためにも死ぬわけにはいかないとアリカに認証を迫りますが、アリカは拒絶します。しかしここは化け物の腹の中、二人に猶予を与えてはくれません。溶岩が迫りくる中、ついにアリカはマテリアライズして危機を脱します。マシロも言ってましたが単純なのもいいのかもしれません。こんなものなんでしょう。


アスワドの村はフィアによって襲われていました。アスワドの研究資料が目的だったみたいですな。あれは盾じゃなくて研究資料だったのか・・・フィアのエレメントはハルバード?みたいなものでしたね。疑問はあるようですが、フィアはマスターである皇帝の意思を忠実に遂行します。マイスターになるということはそういうことなのでしょうね。罠だと気づき戻ってきたミドリの的確な指示のもと、事態は何とか収拾します。ミドリのリーダーとしての姿にマシロも何かを感じ取ったようです。


ガルデローべではワルキューレ部隊にトモエ軍団(笑)が志願します。それによってシズルを開放することに成功します、これが目的だったのでしょう。その後トモエが・・・!!マジかよ〜おいおい。シズルが抵抗しないのは過去の自分に重ね合わせているからでしょうね。トモエの気持ちを誰よりもわかるわけですから・・・。ワルキューレ部隊にはチエも志願しましたね、おそらく何としてもトモエを止めたいのでしょう。ここまでひどくなったのはそれを知りながらあえて見逃してきた自分にも責任があると感じたわけです。何よりトモエは自分の妹分なわけですしね。


さてさてこれからどうなるのでしょうね・・・。アリカ・ニナ・マシロはハルモニュウムの鍵のようですが、アリカとニナの和解をどのようにするのですかね。堕ちていくトモエも気がかりですし、それとチエも。次回も期待ですね!!そういえば前主人公はどこにいったんだろう・・・隠れていないで出ておいで。








posted by へっぽこ二等兵 at 06:04| Comment(0) | TrackBack(30) | 舞-乙HIME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月18日

舞-乙HIME第19話

なんか今まで謎だったことが一気に判明した回でしたね。前作からの継承メンバーで、ミドリだけが180度性格が違うキャラでしたけどこうゆう理由からだったのですね。背負ってるものも大きいし・・・確かに宿命の「17歳」だな。


前回、絶望の淵に突き落とされたマシロはアスワドの村近くで拾われ助かったようです。意外とアスワドの村ってヴィントブルームの近くにあるんですね。目覚めたマシロはここで同じく保護されていたアリカとミコトと再会します。でも意外にマシロ元気でしたね、あんなことが
あったんだからもっと落ち込んでいるかと思ったのですが。まああと7話だから巻きでお願いしますってことなんでしょうね〜(笑)アリカもしばらくの間茫然自失の状態だったことが
説明されましたし。前話でのアリカの様子にはビックリしましたがそういうことだったのか
(それでも立ち直り早い気はするが)


一方、ナツキとナオの五柱コンビはユキノ大統領に会うためエアリーズの首都に向かいます。またナツキがヒッチハイクですか・・・前作と同じオチかと一瞬思いましたが違いましたね。にしてもナツキって学園長でエライ人じゃありませんでしたっけ?ヒドイ扱われようだよ、二人とも犯罪者として捕まってるし(さすがはヘタレ王)まあこれからの戦いで名誉挽回できるといいですが・・・なんかダメな気もしないでもない


ガルデローべでは現在の状況にマリア先生が激怒していました。マリア先生の言うことはもっともですよねー。ほんっとナギむかつくなあ、シュヴァルツなのにナギの側其顔してるスミスも最低ですね〜ガルデローべ反攻の時はいつ来るのでしょうか。シホは・変わらずでしたがチエはなにやら裏工作をしているみたい。何も知らないイリーナは見てて可哀想でしたね・・・真実を知ったらやはりニナを憎むのでしょうか。


ミドリは村の皆から慕われていますねーでも最初から慕われていたわけではない、ミドリ自身が努力によって信頼を勝ち取ったのだとラドは言います。今のマシロには耳が痛い言葉です。権威や血筋だけでは人の心をつかむことは出来ないですもん。マシロもミドリを見て上に立つ者のあるべき姿に気づいてほしいですな。


アリカとマシロはミドリのもとに呼ばれ、そこで十五年前の事件の真相を伝えられます。やはりレナは亡くなっていたのですね・・・レナはオトメの力を失った身でありながら勇敢に戦ったとのこと。ラドだって背負うものがあり、そのために命をかけているわけです。信念には信念をもって全力で応えたというところでしょうか・・・うーん騎士道精神ですね、ラドかっこいいなぁ。勇敢に戦ったレナ(強敵と書いて「とも」と読む)を手厚く葬ろうとしたところにスミス登場。またかよ〜ホントに薄汚いヤツですよ。


アスワドの人たちは十二王戦争で使われた兵器の後遺症によって不治の病にさらされ続けてきたみたいですね、現実の世界でいえば核による死の灰みたいなものでしょうかね。ラドたちは目的のため、死から逃れるためにサイボーグとなったわけです。ミドリも17歳の時に発病し、不完全ながらもナノマシンの力によって生き長らえているとのこと。だから17歳なんですね、最初聞いたときはギャグかと思いましたが。村人たちを病から守るためにガルデローべのナノマシン技術が必要なわけでそのために力を貸して欲しいと頼まれます。ひょっとするとヨウコがガルデローべの技術主任をやってる理由って、アスワドの人たちを助けるためなのかもしれませんね。ヨウコもアスワドの村出身みたいですし。


シュヴァルツはレナの遺体を使って、「第二の真祖さま」を作りだそうとしてるみたいです。ガルデローべではそれによって試作品のジェムが完成し、ナギはニナに志願者を募るように命じます。顔色を曇らせるニナ、そこにセルゲイ登場。自分のほうが適任とナギに進言します。ナギは認めますが、次はないとクギをさします、そしてニナにも。ナギは真っ黒だなぁ・・・仕事を代わったのはニナをこれ以上苦しめたくないというセルゲイの配慮なのでしょうね。自由にオトメの力を使えるようになったら脅威ですねーナツキも前に言ってましたけどみんなが力を持ったら大変なことになると思うんですけどね、シュヴァルツの皆さんはわかんないのでしょうか。


次回はいよいよ戦争が勃発するみたいですね。怪物に飲み込まれたアリカとマシロも気になりますが、自分的には「塊麗の縞瑪瑙」フィア・グロスの戦いのほうが気になります(笑)盾みたいなのもってましたね〜あのコンビはやっぱりハルカに爆笑されてましたし。ユカリコ先生の17歳ネタはお約束ってコトで・・・あっ、でもサイボーグのガルバージョンでしたね。
次に期待しましょう!!
posted by へっぽこ二等兵 at 04:49| Comment(0) | TrackBack(16) | 舞-乙HIME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

舞-乙HIME第18話

はい、第18話の感想です!
前話以来ますます暗い話がつづくなぁ・・・。後半の「あの」一件によって
落ち込み度はMAXに。でも唯一の救いは前作の名勝負であるナツキとナオ
の掛け合いがあったことでしょうか。学園長であるナツキに、「五柱だから
同格でしょ」
とさっそくタメ口。・・・さすがはナオお姉様ですね。


中華風のおじさんによればヴィント市はアルタイ軍が進駐し、ナギが女王代行
となったとのこと。なるほど、確かに市民を助けるための出兵であるなら問題
ないのかもしれませんね。マシロとナギの婚約話があることからみてもヴィン
トブルームとアルタイは友好関係にあるようですし。ハルカの行動もわからない
でもないんですが大統領のマイスターにしては少々軽率かもしれませんねぇ。
相変わらずギャグキャラだな・・・いつまでも変わらないあなたでいて(笑)


マシロちゃんはひどいことになってるな・・・三日前まで女王だったのに今や
落ち武者ですよ。貧民層の皆さんの辛辣な言葉に自分がどんなふうに思われて
いたかを痛感したマシロ。今までのツケが一気にまわってきただけなんでしょう
けど、ちょっと可哀想ですね。


そんなマシロを絶望の淵に叩き落したのがアオイの死ですねー・・・。にしても
アオイはすごいですね、普通できないですよあんなこと。どれだけマシロのこと
を大事に思っていたかがうかがえますね。


女王を信じ、命を懸けて女王を守った忠臣アオイ・セノーに最敬礼いぃっっっ!!!!


ミユの正体やら、ニナとセルゲイの気まずい関係やら全てを失ったマシロの行方とか
どうなるんでしょう。
アリカ!!水なんて汲んでる場合じゃねえよっ!!!
posted by へっぽこ二等兵 at 04:00| Comment(2) | TrackBack(11) | 舞-乙HIME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

舞-乙HIME第17話

とりあえず今ハマってるアニメからぼちぼち書いていこうと思います。
このアニメなかなかいいですよね〜16話までは結構ほのぼのした展開も多かったですけど、17話からは一変してシリアスモード突入。
でも自分はこういう展開嫌いじゃないんでいいけど(前作の舞-HIMEを見始めたのが22話あたりからなんでもうすでに奈緒&静留&詩帆が狂乱モードに入ってた(笑)
また前作同様こえー展開になっていきそうですね。


にしてもエルスの死は惜しまれますなーあちこちで嘆きの声が出てるみたいですけど。
まあでもアリカとニナの決裂を決定的にするにはエルスの死は残念ながら必然だったのかもしれません・・・。エルスは二人の仲をつなぐ要な存在(ニナからアリカの)だったと思うんですよ、もともとニナはアリカに対して嫉妬心がくすぶっていたわけですし。


ニナが「漆黒の金剛石」の継承者となったわけでお互いキレた二人は必殺技を繰り出し
大爆発!!となるわけですが、マイスターってすごいなー。
一人の個人がこれだけの力を有するとなると・・・ナギ殿下やシュヴァルツの皆さんが
行動をおこすのもわかる気がします。


ナツキも初マテリアライズして、「氷雪の銀水晶」のローブを纏ったわけですが自分は
あのローブすきだなぁ。やっぱあのツノがいい!ツノが(笑)アスワドとの戦いでは
なぜかエレメント出しませんでしたね。たぶん銃なんでしょうけど。
予告でもいってましたが五柱なんだからもっと活躍してください(たとえヘタレでも)


ひょっとするとレナさんも生きてるかもしれませんしこれからの展開に期待です。
でもセルゲイは死にそうだなぁ・・・・
た〜〜〜の〜〜〜しみだ〜〜〜
posted by へっぽこ二等兵 at 04:39| Comment(1) | TrackBack(1) | 舞-乙HIME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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