ひぐらしのなく頃に解第５話

ひぐらしのなく頃に解第５話・厄醒し編其の四「雛見沢大災害」の感想です。厄醒し編もいよいよクライマックス。たった一人で運命に立ち向かおうとした沙都子に待っていたのは哀しい結末でした・・・。


ついに訪れてしまった「終わりの時」、梨花は沙都子を押入れに隠し、自らの終わりの運命を受け入れます。何者かに連れ去られる梨花、探しにいった沙都子の目に入ったのは親友の変わり果てた姿でした・・・。いつものことながら相変わらず悪趣味な殺し方だなあ。沙都子の絶叫が痛々しいです。


必死に逃げる沙都子。しかしそんな彼女に待っていたのはさらに残酷な運命。多くの軍用車に防護マスクの隊員達と物々しい雰囲気の雛見沢、何かの作業をしていた学校を窓から覗くと、そこには無造作に転がる圭一達村民の死体が。目の前に広がる有り得ない光景についに沙都子は壊れてしまうのでした。


一夜にして二千人もの命が奪われた大災害で、唯一の生存者となった沙都子。大石は事情を沙都子から聞こうとしますが、心が壊れてしまった沙都子は答えてはくれません。真相を知りたいのはわかるんですけど、あんな悲劇に直面したばかりの幼子に聞き出そうとするって大石もなかなか惨いことしますねえ。


大石が持ってきたレナの帽子。それはあの晩、起こった悲劇がただの災害でないことを伝えようとしたレナのダイイングメッセージでした。その真意に気付いた沙都子は自分の心を取り戻し、そのことを伝えねばと人を呼ぼうとします。しかし・・・。


沙都子のかすかな異変に気付いた大石もすぐさま病院に向かいますが、時すでに遅し。待っていたのは沙都子の謎の急死。唯一真実を知る沙都子の死によって事件の真相は永遠に闇へと葬られることとなってしまいます。何者かの思惑通りに・・・。

必死の努力も無駄に終わり、梨花の予言通りに何一つ出来ぬまま死の運命を辿ることになってしまった沙都子。沙都子満載なのはいいのですが、こんなのってないよなあ・・・。ささやかながらもレナの活躍が光っていました。ぐぎゃぎゃ姉妹や元主人公（笑）があっさり死んじゃってる中、唯一頑張っていたレナ。さすがは元祖ひぐらしですね。次回はいよいよ皆殺し編に突入、これからも期待しましょう。