新アニメレビュー第1弾はひぐらしの第二期。ひぐらしのなく頃に解第1話・第2話「サイカイ」「鬼ごっこ」の感想です。
第1話は罪滅し編の後日談。雛見沢大災害の発生によって二十数年の長きに渡り、立ち入りを禁止されていた雛見沢村に当時を知る者が集まります。その中には部活メンバー唯一の生き残り竜宮レナの姿も。どうでもいい話ですが、大石さん元気ですね。あれから三十年近くの月日が経っていると考えると、大石さんは少なくとも八十歳後半だと思うので。大人レナもなんか新鮮ですね。
心に深い傷を負い、三十年経っても彼女の中では今もなお、あの時のまま時が止まっているようですね。自分の身近な人が自分を残して、全て死んでしまったとあってはそれも仕方がないのかもしれませんが・・・。レナは前作でカットされていた梨花ちゃんとの会話に触れ、梨花ちゃんが何かを知っていたと話します。そしてそれは赤坂にも思い当たること。彼女は自分を救って欲しいと訴えていた。しかしもう時は戻らない。残された者達になす術はないのでした・・・。
第2話からは厄醒し編に突入。位置的にはホントに罪滅しと皆殺しの中間といったところですね。前作で結構割愛してしまった教訓からかコメディパートに力を入れた内容。これもひぐらしの醍醐味の一つですからねえ。みんなのデフォルメキャラが結構カワイイですね。それにしても本当に楽しそうだなあ・・・圭一達の仲間に加わりたいくらいだ(笑)。今作こそは圭一の固有結界(イリーのも見たい)が出るかも・・・期待ですね。
オープニングは今回も島みやさんが担当。前作に劣らずの名曲でよかったです。真の主役・梨花ちゃんが大活躍。黒幕のあの方もちょっとだけ登場してたし、これからの展開を暗示させる内容でした。キャラデザも以前のヒョロっとしたのじゃなくて微妙に丸みを帯びた感じに。いい改善だったと思います。前作が全体的に不完全燃焼な感じが否めなかっただけに、今作ではそれがどれだけちゃんと描ききれるのかに注視していきたいです。まあ24話構成なので大丈夫だと信じたい(笑)。期待しましょう。