ぼくらの第１３話

ぼくらの第１３話「地球」の感想。マキ編の後編です。


コエムシから明かされた真実に動揺する子ども達。コエムシ性格悪いですねえ、絶対動揺するの楽しんでるな・・・。可能性の選定という設定もなかなか面白い。タイムパラドックスの理論ですね。壮大なバトルロワイヤルといった感じですな。


マキの最後もよかった。前回の予告を見る限り、マキが戦いを放棄するのかと思いましたが戸惑いつつも自分の役割を果たしていましたね。意外とあっさりやっちゃったなあ。できればもう少し葛藤して欲しかったような気もしますが・・・。消滅の描写は原作では描かれていなかったので、アニメでの補完はいい感じでした。文字通り消滅なんですねえ。自分達の宇宙の数多の命の光の中で、生まれてきた弟の光の輝きを見つけ弟の幻影を抱きながらマキは逝ったのでした。娘として姉として家族の未来を守るため。ダイチやナカマもそうですが、人のために命を投げ出せるってスゴイこと。まさに戦士の鑑ですね。


次回の搭乗者はキリエくん。はっきりいって出番がなく、メンバーの中では一番影の薄い彼ですが、これまでの戦いや真実を知り、どう思っているのか気になるところです。監督が仰る通り、彼も主役の一人。その言葉通り、彼の人間性をどれだけ掘り下げてくれるか。そしてキリエ編からは完全オリジナル展開に突入するそうなので、謎の一団の正体や田中さんの行動にも注視していきたいですね。新解釈ぼくらの、期待してます。