ハヤテのごとく!第12話「僕らは昔、宇宙の刑事に若さとは振り向かないことだと教わった」の感想。相変わらず笑わせてくれるタイトルだな(笑)。いよいよナギの恋のライバル西沢歩が本編に登場です。
前半はハヤテの夢について。屈託のない表情で自分の悲惨な家庭環境について語る小学生の頃のハヤテ。キッツイなあ〜夢の話なのにすでに内容が真っ暗っていうか(笑)。よくグレなかったな・・・。ハヤテに自分の夢を聞かれ、自分に大した夢が無いことに気付き、ショックを受けるマリアさん。ナギの更生は親心から来る心配みたいのなもので夢とはいえないし。
その頃ナギは前回のハヤテの「キミを守るよ」発言に悶々としていました。そこにハヤテの夢の話を聞き、妄想モードに突入してしまうナギ。唯一事情を知るマリアさんはその姿を見て、ただ涙を流すしかないのでした。しかもハヤテがお嫁さんなのかよ・・・地位の格差を考えると確かにそうなのかもしれませんが。
で、結局ハヤテの将来の夢は「3LDK」・・・そうですか(笑)。本人にとっては大きな夢なのでしょうけど、すでに小学生の時点で自分の人生の行く末を悟っていたみたいですね・・・こんな子どもに誰がした(涙)。ハヤテに幸あれ。マジで。
後半は西沢さんとの再会。西沢さんいい子でカワイイけどあくまでも「普通」な彼女はハヤテの壮絶な人生をうけとめられるんだろうか。変わり者の多い(ていうかしかいない)この作品では貴重な存在ではありますけど。離れたくない一心でハヤテに告白する西沢さん。しかしハヤテは動揺するもナギの顔が脳裏に浮かび、「二次元にしか興味ない」(冗談だけど)と告白を断ってしまうのでした。冗談といえ、断り方がバッサリ斬りすぎな気が・・・それじゃ全否定じゃん(笑)。
それでも諦めきれない西沢さんは街で見かけたハヤテの後姿を追って三千院邸に。そこで運命の出会いをするのでした。ナギと西沢さん、同じ男を想う者同士すぐに二人は「ライバル」と認識したのでした。しかし発するオーラは龍対ハムスターと圧倒的な差が。まあ相手は大富豪のご令嬢だから無理もないよなあ。
西沢さん「普通」にカワイイなあ。原作でヒナさんがドキッとなるのもわかる気がします。確かに性能の差は大きいけど、性能差だけで勝負は決まるものではないとエライ人も言ってますし(笑)、頑張って欲しいものですね。次回はナギの重大決意が明らかになる。期待しましょう。