
ネギま!?第24話「ネギ先生、どうやらクライマックスです/みんなで一緒に帰ろうね、ネギくん!」の感想。世間じゃもう終わっちゃってますが、自分はいろいろあってレビュー書けなかったので今頃24話です(笑)。さて、今回はアーニャとの決着編。異空間でネギとアーニャの想いがぶつかり合います。
OP風な世界に迷い込んでしまったネギ。これはネギが解決するしかない問題、介入出来ないアスナ達は映像越しに見守るしかありません。アスナにいびられて拗ねてしまったエヴァ様が可愛いですな。「不死の魔法使い」もこの人にかかれば形無しですね(笑)。ネギま!?におけるアスナはある意味無敵キャラだからなあ・・・。そして幻を打ち破り、アーニャとの対面を果たすネギ。
ネギは幻影と言い切っていますが、アーニャ(スタークリスタル)の言うことも間違いではない。ネギに対する対抗心がアーニャをこの行動に向かわせたのは事実で、スタークリスタルはアーニャの願望を投影しているだけに過ぎないといえます(多少増幅はしているのでしょうが)。
スタークリスタルはアーニャの想いを代弁する。自分は一人ぼっちで苦しんでいるのに自分だけ幸せな世界に生きるネギにも同じ苦しみを与えたい・・・と。まあぶっちゃけ逆恨みなわけですが、今まで自分が優位に立っていたと思っていただけにどうにも容認できない現実だったのでしょう(といえやっぱり不条理な言い分だな)。
しかしネギは長年同じ時を過ごした「本当のアーニャ」がそんなことを望んでいないことを知っていました。ネギの想いに呼応するかのようにネギの元に導かれるクラスメート達。アスナ達31人の力をもらったネギは見事アーニャを助け出すことに成功します。人間誰だって一瞬の気の迷いで道を踏み外すことだってあります。ひょっとしたら閉じ込められていたアーニャの本体がその過ちに気づいたからこその奇跡なのかもしれません。
助け出すことには成功したものの、崩壊する世界の次元の割れ目に二人は吸い込まれそうになってしまいます。ここで起こったもう一つの奇跡、包み込まれる光の中でネギはあの人の姿をみるのでした。ふーん、モツ達はあの人の使い魔だったのか・・・この騒動全てはひょっとしたら息子に課した試練だったのかも。さすがは偉大な父ですね。一同は現実世界に帰還し、ここにスタークリスタル騒動は終結するのでした。
Cパートはバカレンジャー続編。前回ゾンビとして蘇った彼女達はハカセの手に改造人間として生まれ変わるのでした。でも着ぐるみ着ただけであまり強くなってないような・・・。まき絵は最後までまき絵でしたね(笑)。次回は帰ってきたその後。ぱにぽにと同じような流れですが、ラストをどう締めるのかが見ものですね、期待しましょう。