地獄少女二籠第１０話

二籠第１０話。今回は今までとは異なり、話全体がコメディチックな内容でした。まあちょっと地獄送りの動機がこれってどうなの？という感じはしましたが、コメディだと思えばアリかなと。赤面あいちゃんも見れたし、いつもとはちょっと雰囲気が違う骨女もなかなかいい感じだったし違う地獄少女を堪能できましたねえ。赤くなったってことは実は狙っていたのか？こういうのにすぐ気づいてしまうのは自分も年をとった証拠のかなあ。あいのセリフを聞いた瞬間に気づいてしまった（笑）。では第１０話「曽根アンナの濡れた休日」の感想です。


今回のターゲットは根来哲郎というダメ男。この話に限らず夢を追うダメ男って何故かもてますよね（全員ではないが）。普通こんなダメっぷりを見せられると幻滅してしまうものですが・・・これが今話題の「だめンズうぉーかー」ってやつですかね。こんな女をとっかえひっかえしても女性の方達が怨んでないところを見ると、不思議な魅力の持ち主なのかもしれません。たまにいるんですよねーこういう何故か怒れない「愛すべきダメ人間」が。自分の身近にもいるのでよくわかります（笑）。なんか本当は軽蔑したいのに心から憎めないっていうか。


根来にはまってしまった女の人達と奇妙な連帯を組むようになった骨女。骨女も根来の不思議な魅力にひかれていたんでしょうか。なんか楽しそうだったし。しかしそんな楽しい日々は突如終わりを迎えます。藁人形の糸を引かれ地獄送りにされてしまった根来。自分のように女泣かせな奴は地獄送りにされても仕方が無いと根来は事実として受け止めようとしますが、契約者は彼女ではなく、全然知らない男性だったのでした。車ぶつけられてトンズラされたくらいで地獄送りですか・・・そんな簡単なんだ。地獄送りの理由が理不尽なのは今に始まったことじゃありませんがちょっとねえ。


千葉さんは流石といった感じでした。こういう役やらせたら右に出るものはいないですね。今まで鬱展開が多かったのでいい小休止になったのではないでしょうか。次回は「遠い隣室」期待しましょう。