すもももももも第９話

すもももももも第９話。委員長こと中慈馬早苗の当番回だけあって委員長が動く動く。いろんな委員長が見れた今回のお話でした。メンバー中随一の不幸兼お色気担当キャラである彼女。ウマ仮面せっかく人々のために頑張ってるのに変態扱いは酷いなあ。大体助けてもらっておきながら笑うのは失礼だと思いますけど。ヒーローとは人知れず活躍するもの、と報われない自分を励ましながらウマ仮面は悪と戦い続けるのでした。では第９話「悲恋のヒーロー女」の感想です。


委員長が珊底羅神護流の武闘家であることが明らかになった前回。彼女は普通の一般人として日々の生活を過ごしながら、事件があれば天誅戦士ウマ仮面としてご町内の平和を守り続けていました。しかしその奇抜な格好のせいで人々の評価はあまりいいものとはいえず、報われない日々をすごしていたのでした。まああの格好じゃあイロモノ扱いされるのは仕方ないのかなって気はしますが・・・。


家に帰れば次期継承者として祖母であるキミエにしごかれる日々。代々珊底羅神護流の継承者は東軍の長である犬塚家の当主が一人前になるまで警護するという使命を負っているのでした。しかしその存在はあくまでも影、正体を知られることは厳禁。どんなに守っても決して報われることはありません。決して警護対象である犬塚考士に恋心を抱いてはならぬと早苗はキミエに念を押されます。


幼少時代から筋肉隆々の男達ばかりの世界で過ごしたせいか、それがトラウマになっているようで早苗は大きな男の人が苦手。早苗は理想の男性像を少女漫画のキャラクター「ヒカル君」に見出し、そのイメージに近い考士に思慕の念を抱くようになったのでした。最初から筋肉マンに限定されてしまうと早苗みたく拒絶反応を起こしてしまうのもわからなくもないですね。


翌日、突然大事な話があると考士に呼び出された早苗。しかし考士から出たのは「俺は武闘家（変態とも）が大嫌いなんだ」「委員長は友達」という早苗にとっては止めを刺すような言葉。ショックを受けた早苗は部屋にこもってしまうのでした。よくある話だけど何も知らないっていうほど恐ろしいものはありませんね（笑）。


そんな時もも子から考士がいなくなったということを聞かされます。たとえ報われずとも愛しの考士の危機とあってはほおっておくことは出来ません。ウマ仮面になるのは本来控えめな自分にとっては苦痛な仕事、しかし自分にしか出来ないことがある、と早苗は考士を探しに出かけます。探している途中、早苗はクラスメートから考士がさらわれたことを聞き、その現場へと急行。


悪人を一撃で撃退、海に沈められこの前半蔵が使ってそのままにしておいた海ヘビの餌食になりそうだった考士を見事救い出します。「如意天馬Ｍ字閉脚」ですか・・・アニメオリジナルの技ですけど確かにある意味究極奥義かもしれないね（笑）。自らの宿命に殉じ、名乗ることなくウマ仮面は去っていくのでした。


でもやっぱりあまりにも不幸な自分の境遇に我慢できずに早苗が部屋で落ち込んでいると、そこに「ヒカル君」がやって来ます。しかし来たのは自分のイメージとはあまりにもかけ離れたマッチョな「ヒカル君」・・・。合掌（笑）。


次回も早苗編の続き。次回はいよいよ天誅戦士ウマ仮面の本領発揮ですよ、皆さん（笑）。次回も期待しましょう。