
ネギま!?第9話。なんか違うアニメのような気がしてきた最近のネギま。自分は原作至上主義者でないので、オリジナル展開大いに賛成ではあるのですが、「完全」オリジナル展開というもどうだろう?という気がします。随所に挿まれる小ネタも面白いし、流石はあの地味な感じのするぱにぽに(原作ファンの方ごめんなさい)をアニメであそこまで昇華させたスタッフ陣なだけあります。二次作品と考えればこんなにクオリティの高いアニメもないですが・・・うーん。第9話「“心”を“刃”で隠して“忍”と読む。“本気”と書いて“マジ”と読むのとはチョット違うでござる」の感想です。
ネギのパートナー軍団(チュパ研でもある)もいつの間にかマスターのネギもいれれば七人の大所帯。親睦と魔法への認識を深めるため、ネギ達は合宿を行うことになりました。何故みんなコスプレしてるんだろうというツッコミはさておき、アスナはなんでチュパカブラにそんな入れ込んでるんでしょうねえ。グッズで一儲けでもしようと思ってるのかな(笑)。
鳴滝姉妹が楓に教えてもらった穴場にやって来たチュパ研一同。経費削減を狙うアスナの提案で食材は近くの湖で魚を現地調達することに。しかしそう簡単に上手くいくはずも無く、全く釣れません。衣装と作画が某釣り漫画タッチになったからってねえ。しかし何故か突如釣れるようになり、大量の食材をゲットしたアスナ達。・・・ていうかカジキとか湖にはいません。
その頃合宿に連れて行ってもらえなかったいいんちょはご立腹。何故教えてくれなかったのかとまき絵を問い詰めます。いいんちょは相変わらずですが、今回のまき絵はクールな印象を受けますね。いいんちょが凄すぎるからそうならざるを得ないのかもしれませんが。いいんちょは傷心をネギの新グッズを癒すことにします。その新グッズとは・・・ガシャポン。金に物言わせてよく作らせるなあ、この人は。まさにネギ中毒(笑)。モツとまき絵のお父さんネタもまだ引っぱるんですか。意味がわからねえ。
で、中盤に差し掛かったところでようやくタイトルコール。長い前フリだったなあ。前話の最後で出てきた黒薔薇男爵が再びネギ達の前に姿を現します。本人曰く「霧の国からやって来た愛と勇気の親善大使」らしい。ハイハイそうですか。しかしネギ達に不可解な謎掛けを残して消えてしまいます。その頃裕奈は真名にレア銃を見せてもらおうと部屋を訪ねますが、失敗。たぶん「ホンモノ」だろうし、人に見せるのはヤバイからか?それにしても女のミリタリーマニアというのも珍しいですね。チアガールの三人は流れとして当たり前のようになんか誤解してるし。ザジのキャラはどうなんだろう?寒いだけのような気も・・・。
ネギ達はこの合宿の本来の目的である魔法の練習を行っていました。やるのは最も初歩的な魔法である「火よ灯れ」ですが、流石にすぐ出来るようになるはずもありません。その途中で突如ネギが倒れてしまいます。テントでネギが休んでいると、楓がよく効く薬を持ってきてくれます。楓はいつもこの辺りで修行しているとのこと。何故かネギの事情を楓はすでに知っていました。やはり諜報活動は専門分野だからでしょうかね。楓はネギに力を貸すことを決め、仮契約しにやってきたのでした。こうして七人目の仲間として楓が加わります。
Cパートは超の野望全国版(なんか某歴史シミュレーションゲームみたいだな・・・)。肉まん一個50円は安いですね、下さい(笑)。次回はいいんちょの当番回。フォーク並べすぎです。いいんちょの本懐ついに達成ですか・・・一番好きなキャラなので楽しみですね。心情的にはとても複雑なんですが面白いは面白いんだよなあ(成功したからってあまりにもぱにぽにのにおいがプンプンするのはどうかと思うが)。次回も期待してみます。