2006年11月22日

すもももももも第7話

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すもももももも第7話。今の自分の置かれている状況を嘆きながらも、もも子との出会いは考士に少なからず影響を与えているようです。それにしても天下はあっさり退場しちゃったなあ。まああのままもも子にやられなくてもいろはの自白剤入り超巨大注射器を食らっていたわけですから・・・ていうか死ぬ死ぬ(笑)。では第7話「見えない絆」の感想です。





西軍小虎井からの刺客、小虎井天下に辛くも勝利した考士。考士たちは天下に十二王神将戦争の詳細について聞き出そうとします。しかし天下は自分は考士を殺せと言われただけでそれ以上のことは知らない、と弁明するのでした。そんな中、ついにもも子が天下との過去を思い出します。しかしもも子にとってそれは屈辱の過去。遠い昔、幼き日のもも子は天下に完全敗北しその時再会の暁には「決闘」しようと約束を交わした(もも子のほうが)のでした。この頃のもも子って考士の時もいじめっ子にいじめられているのを見てもわかるように、一般人より弱いんですよね。それにしても同じ「けっ」から始まる言葉といえど、「結婚」と「決闘」じゃあ全く違う意味だな・・・。ならば今こそ約束の時、ともも子は一方的に攻撃を仕掛け、哀れ天下は百万光年の彼方に吹っ飛ばされてしまいます。


家に帰ってから雲軒のほうから十二神将戦争について詳細が語られます。何かすごいスケールなお話。でも十二氏族の流れを汲む武道家が何十万人もいるとすればあながちありえなくもないかもねえ。


いろいろあったからか、自分がもも子達のペースにすっかり慣れてしまっていることに気づいた考士。これではいけないと考士はもも子を避け始めるのでした。そんな異常な日常の中にあって唯一普通の日常を実感できる存在である委員長に考士は癒されます。確かに普通の感覚からいえばもも子やいろはに比べたら委員長が考士に一番似合ってるわけですが・・・でもこの作品のキャラクターに普通の人など存在しないのも事実なんだよなあ。


考士が委員長との普通な日常を満喫しながら下校していると、いつもの不良グループのカツアゲ現場に出くわしてしまいます。自分を庇って殴られながらも何とか穏便にこの場を立ち去ろうとする委員長の姿に、考士は争いごとを避け逃げてばかりだったかつての自分の姿を見るのでした。世の中は妥協で成り立っている部分があるのも事実。皆が皆立ち向かえるわけじゃないし、実際仕方ないこともありますけどね。自分に常に正直にいられればどんなに幸せなことかとは思いますが・・・。しかし考士はもう逃げないと勇気ある選択をします。


委員長を逃がし、不良グループに立ち向かう考士でしたが、どんなに思いが強くとも急に喧嘩が強くなるわけではなく、ボコボコにされてしまいます。しかし体はボロボロでも、自分の信念を貫いた考士の心は晴れやか。自分が変わったのはもも子と出逢ったからなのかもしれない、とちょっぴり彼女に感謝。多少の困難は乗り越えて見せようと考士は心に思うのでした。


次回は「嵐を呼ぶ後輩」、いろはのことですね。最大の天敵である委員長とも初めて遭遇しますし、どうなることやら。次回にも期待ですね。
posted by へっぽこ二等兵 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | すもももももも 〜地上最強のヨメ〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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