暗闇で何も見えない展開のNHKにようこそ!第16話。いつ出てくるのかと思っていた委員長こと小林さんも初登場。すっかりネトゲ廃人と化した佐藤君に光が差す日はやってくるのでしょうか。では第16話「ゲームオーバーにようこそ!」の感想です。
ネトゲにはまり、この世界こそ俺のいるべき場所と勘違いしてしまった佐藤。すっかり以前に戻ってしまった佐藤の姿に岬ちゃんはただただ涙を流すしかないのでした。それでも何とかしてリアルの世界に引き戻そうと岬ちゃんは一計を案じます。それがネコミミ・・・おいおい。結局やはり佐藤には激怒されてしまいます。ネコ語で説得されてもなあ。でも岬ちゃんグッジョブ(笑)。ありがとう本当にありがとう。
ミアの計らいで仲間の輪も広がり、佐藤のネトゲ生活はまさに順風満帆。そしてミアとの関係は相思相愛で全てが上手くいっているかのようにみえましたが・・・。リアルで佐藤君と逢いたいというミアの一言で状況は一変します。ゲームの世界と全く逆で、目も当てられないような現実の今の自分の姿に佐藤は愕然とします。そこに追い討ちをかけるように判明したミアの正体、それは隣に住んでる山崎だったのでした。
山崎は佐藤にネトゲが何たるものか教えるため、そしていかに虚しいものであるか教えるためにミアに成りすましていたのです。初心者かつひきこもりである佐藤にRMTで稼げるわけがない。山崎が告げる三十年後の佐藤自身の悲惨な姿を想像し、佐藤は泣き崩れてしまうのでした。ネトゲなんて嘘ばかりの虚像の世界、真の勝利者となるにはゲームをやるのではなく作る側になることだと説きます(結局いいたいのはそれかよ)。絶望の淵に立たされた佐藤に掛かってきた電話、それはかつてのクラスメートである委員長からでした。
ニートここに極まれり!!山崎の言うことも少々言いすぎな気もしますが、そんなに甘いもんじゃないっていうのは事実ですしねえ。ネットの世界に逃避しても肉体がリアルにある以上、やっぱりリアルで生きてくしかないわけで。あまりハマるのも考え物です。昔の人はこう言いました、ゲームは一日1時間!!次回は宗教ですか・・・まさに冥府魔道な展開、もう堕ちるところまで堕ちるしかないのでしょうか。次回に期待です。