
いよいよゼロの使い魔も最終回。でもなんか展開が速すぎたような気もしましたが・・・。アンリエッタ王女が意外とグラマーだということがわかったから良しとしますか(笑)。最終話「虚無のルイズ」の感想です。
アルビオンを支配下においたレコンキスタの次の狙いはルイズ達のいるトリステイン王国でした。降伏を迫る新生王国レコンキスタに対しトリステインはアンリエッタ王女の一言で徹底抗戦を決定します。どうやらこんな国の盛衰を決める会議にアンリエッタとその母親の大公の姿しか見えないところをみるとトリステインは現在玉座は不在ということなんでしょうね。トップがいないという時点でもうすでに負ける気配が。
志半ばで倒れたウェールズ皇太子の遺志を胸に抱き、アンリエッタ自ら軍を率いて出陣することになりました。戦争開始に基づき学院は無期限休校となり、ルイズは才人へとの想いを断ち切り、アンリエッタの元に参じることにします。
レコンキスタの飛行船がトリステイン領内に侵入し、いよいよ両軍は激突します。トリステインも善戦しますが相手は精強を誇る旧アルビオンの竜騎士団、加えて彼らは指輪の力で意志を統一化しているようですから強い強い。そこにゼロ戦を操る才人が参戦、やっぱり竜よりは速いようでガンダールヴの力もあってか次々と竜騎士団を撃破していきます。
しかしそうはさせんとばかりにワルドとフーケも戦闘に参加、ワルド対才人、フーケ対キュルケ・タバサ・ギーシュの戦いが始まります。フーケとの戦いは三人のコンビネーション魔法であっさり決着。意外にギーシュやるな・・・へタレなのか有能なのかどっちなんだお前は(笑)。
ワルドとの戦いはまだ続いていました。才人を追いかけてきたルイズとともワルドと対峙する才人。俺はゼロの使い魔だ!!と自分の思いを高らかに叫んだ時、ガンダールヴの力によってついにルイズの虚無の力が発現します。発動した虚無の力は凄まじくワルドを瞬殺し、飛行船も撃沈させるのでした。
レコンキスタのリーダークロムウェルは何とか船から脱出し、指輪の力で一時はキュルケとタバサを窮地に追い込みますが、またまたギーシュの意外な活躍により終了。戦いはルイズ達の勝利で終わるのでした。帰らなかった才人に怒りながらもルイズも自分の気持ちをもはや隠すことなく、才人にキスします。まさにツンデレの鏡ですなー。ごちそうさまでした(笑)。
最後に総評を。うーんアニメだけでは納得しきれない部分は多々あれど1クールじゃこんなものですかねえ。知りたきゃ原作を読めってことですか・・・。伏線を張ったわりに結局出てこなかったものもあったし(手紙の内容とか)。ワルドもなんかあっさりやられちゃったし・・・クライマックスは意外と不満があるかもしれません。とはいえキャラはなかなかの粒ぞろいで、見所はありました。ルイズとシエスタか・・・最終的に才人はどちらをえらぶのやら。どちらにしても羨ましい限りですが(笑)。この世界に残ることに決めた才人ですがいいのかなあそれで。ルイズのそばにいれば生活に困ることはないでしょうけど。ツンデレよ永遠なれ・・・この一言に尽きます。