2006年09月13日

ひぐらしのなく頃に第23話

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最近更新遅れ気味で申し訳ないです。さてひぐらしのほうですが、なんか大変なことになってますねえ。まさにリナさんが仰るとおり「ちょっとシャレになんない」感じ。ここまでリアルにやるとは・・・やりますね。第23話 「罪滅し編 其の弐 還る処」の感想です。

前回、間宮リナの真の目的を知ったレナ。レナは知っている、幸せが有限であることを。そしてその時は来てしまったのでした・・。ダム建設跡地のゴミ捨て場でレナに正体を看破され、ついに本性をむき出しにしたリナ。でもレナの口ぶりから察するに、わざと誘い込んだような気がしますね。計画の邪魔となるレナを殺そうとリナは首を絞めようとしますが、機転を利かせたレナは何とかピンチを脱出、近くにあった鉄パイプでリナの顔を何度も打ち付けます。でもリナさんの最後のお言葉、シャレになんないって・・・自分も殺そうとしたくせに。お前もシャレになんないよ(笑)。


怒りに身を任せ、リナを撲殺してしまったレナ。ちょっとツっこんだらいけないのはわかってますけどツっこませていただきますが・・・あれ?返り血が消えてるよ???換えの制服持参だったのですかね・・・だとしたら殺す気まんまんですね(笑)。レナが家に帰るとなんか段取りを間違えて先走っちゃったっぽい鉄平が来ていました。レナは鉄平もリナを餌にゴミ捨て場に誘い込み、背後から大鉈を頭に振り下ろすのでした。「鉈女」と異名をとるレナに文字通り頭を割られた鉄平は抵抗することなく一撃で絶命。リアルに再現してたなあ・・・ホントに割れてたし。さすがはアニメ最終シナリオ、グロさもハンパではありません。


次の日からレナの証拠隠滅の作業が始まります。リナと鉄平の遺体をバラバラに分断、小さなゴミ袋に小分けして捨ててある冷蔵庫にしまいます。ぶっちゃけ女の子のすることじゃないよなあ・・・物理的に可能かどうかは別にして、普通の神経なら罪悪感に苛まれてここまでは一人じゃ出来ないはず。幸せを守りたいという思いが彼女からすでに正気を失わせてしまっているのかもしれませんね。


しかしその目論見は作業現場を偶然部活でやって来た圭一達に発見されたことで脆くも崩れ去ります。レナのあまりにも哀しすぎる愚行に何で相談してくれなかったんだと圭一は言います。しかしレナは相談したからって何も変わらなかったと言い返します。仲間なんて本当に困った時は助けてなどくれはしないと諦観したような素振りで話すレナに圭一は涙を流して訴えます。これが最善の道だったと言いつつも、その表情の影に隠れる後悔の念を圭一は見逃しませんでした。レナのやったことは間違いなく愚行、しかし圭一はそれを承知の上で彼女のとった行為を受け入れるというのです。この事実を知っているのは部活メンバーのみ、自分達が口外しなければ外に漏れることはないはず。運命を共にすると決意した圭一はレナに手を差し伸べるのでした。


皆で小分けしたゴミ袋をリアカーに積んで埋めに行きます。恐ろしいものを運んでますよね・・・爆弾運んでるようなもんです。今はまだレナがかつての日常を取り戻すのは難しいかもしれない。でも普通に接していればいつかは・・・とレナを先に帰した後、圭一達はそう誓うのでした。しかし一人の男の登場が不安定なレナの心を揺さぶるのです。


圭一達の決断は見つかれば自分達も罪を問われるハイリスクな行為。しかしそれでもレナを手伝うというのですから部活メンバーの絆と結束の強さが窺えます。まさにソウルメイトってやつでしょうか。次回大石の登場が一体何をもたらすのか。次回にも期待です。
posted by へっぽこ二等兵 at 23:52| Comment(0) | TrackBack(2) | ひぐらしのなく頃に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ひぐらしのなく頃に 第23話
Excerpt: サブタイトル「罪滅し編 其の弐 還る処」   父を陥れようとするリナたちに対し、感情を抑えられないレナ。   レナが犯した過ちを、圭一たちはどのように対処するのか?...
Weblog: オヤジもハマる☆現代アニメ
Tracked: 2006-09-14 05:52

レビュー・評価:ひぐらしのなく頃に/第23話 「罪滅し編 其の弐 還る処」
Excerpt: 品質評価 15 / 萌え評価 3 / 燃え評価 8 / ギャグ評価 10 / シリアス評価 36 / お色気評価 4 / 総合評価 25<br>レビュー数 104 件 <br> <br> 『夢とか幻とかじゃない!!ましてや手..
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