前回ひきこもりにしては大躍進な行動をとった佐藤君ですが、やはり無理があったのでした。ひきこもりが悪化してしまった佐藤君の前に今度は母親襲来という事態が訪れます。確かに一度都会に出てきたからにはそう簡単に田舎に戻っちゃ面目が立ちませんよねえ。それはわかる気がする。地元でひきこもりやるのはかなり厳しいものがあるし。第7話「モラトリアムにようこそ!」の感想です。
冒頭は佐藤君の妄想からスタート。全ては日本ひきこもり協会の陰謀だった。前回佐藤君が行った専門学校ですらも・・・という佐藤君の妄想。佐藤君はあっさりひきこもりに逆戻り、前回の行動がかえって恐怖を蘇らせてしまったようです。てか気づくの遅すぎだろ・・・。でも聖地に行った時は普通に楽しんでましたから外に出ること自体は苦ではないようですが。
そんな中、佐藤君の母親がこっちにやって来るとの知らせが入ります。しかし今の無残な姿を見られれば実家に連れ戻されることは必至。佐藤君は連れ戻されたくない一心で自分がもう就職していて、しかも彼女までいると大嘘をついてしまったのでした。母親の喜ぶ声が何気に痛いなあ。純粋に息子の進歩を喜ぶ母親の声に佐藤君は罪悪感でいっぱいになるのでした。
岬ちゃんもだんだん怪しくなってきたなあ。佐藤君のことを何であそこまで知っているのでしょう。事情を佐藤君から聞き、しょうがないなあ・・・という感じで彼女役を買って出る岬ちゃん。なんか単純な親切心からではないような気がしますな。会社は山崎の協力で何とかなりそうな感じ。「Y.S.カンパニー」ですか、即席で作った感じプンプンですね(笑)。でも佐藤の名刺には笑わせてもらいました。ニート・佐藤達広って・・・。でも名刺でもらうとすごい肩書きに聞こえてしまうからすごい・・・でもニート。山崎グッジョブ!!
予行練習ってことで本番の前に一回デートすることになった佐藤君と岬ちゃん。最初母親に紹介の時すらも岬ちゃん同じカッコかよと思いましたがなるほど本番じゃなかったのですね。意外にも楽しい一時を過ごす二人、佐藤君もこれが普通に付き合うってことなのかと新しい世界に少し驚いたようです。岬ちゃんの提案で二人は腕を組むことに。そこには神の感触が待っていました。・・・この幸せ者がっっ!!!佐藤君の事に妙に詳しい岬ちゃん、しかし自分のことについては嘘で煙にまいて語ろうとしない彼女に佐藤はようやく不審を抱きはじめるのでした。
次回はいよいよ本番。二人は母親の目を欺くことが出来るのか。でもホントに山崎が彼女役じゃなくてよかった。もしやってたら修羅場確定だったですね・・・。次回こそ岬ちゃんの別衣装が見られる!次回に期待です。