いやー最近更新休み気味で申し訳ないです。ひぐらし最終章やってたもので・・・。原作がとりあえず完結した今、ますますアニメの展開が気にかかるところです。なんか解答編に突入してからは上手い具合に進んでいると思います。今回の詩音も怖かったし、今のところは楽しく見させてもらってる感じですね。第19話「目明し編 其の四 仕返し」 の感想です。
ついに暴走を始める詩音。愛とはここまで残酷に人を狂わすものなのでしょうか。実の祖母を手に掛けておきながら、「死んじゃってるよ」の一言で済まし、加えて死体を怒りに任せて鞭打つ姿はその形相もあわせてまさに「鬼」。人は天使にも悪魔にもなり得るって本当だなあと改めて感じました。元々詩音が直情的な性格であるというのも要因にあるのでしょうが・・・酷い、そして怖い。
あと魅音グラマーすぎ。原作でもキャラの年齢は明確に言及されていませんが、一体いくつなんだと突っ込みたくなりますよ(笑)。詩音にとっては悟史のことが全てに優先し、悟史を貶める者はたとえ双子の魅音でも容赦しないといった感じ。そして詩音の目的のため、あっさり利用される我らが主人公前原圭一。老人達の前で祭具殿に入ったことを示唆したり、彼の不安を煽るような発言も全ては黒幕をおびき寄せるための詩音の策略だったわけです。圭一・・・哀れだ。一番関係ないはずなのに巻き込まれちゃってるし。
そして詩音に残された最後の理性も公由のおじいちゃんがNGワードを発言したことによりほぼ崩れ去ってしまいます。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」って諺がありますが・・・そんなのってないよ。こういうことは田舎に限らずよくあることですが、こういうのを見ると人間って嫌な生き物だなあと嫌がおうにも感じてしまいます。公由のおじいちゃんを気絶させ、ますます戻れない道を突き進む詩音。・・・誰よりも愛深きゆえに(言ってみたかっただけ)。
惨劇は続く。そして雪野五月祭もまた続く(笑)。綿流し編での惨劇の種明かしな話だけに生々しいですね。でもこれこそ「ひぐらし」の真髄でしょうからちょっとビビりながらも次回に期待したいと思います。