今回はエロゲーもといギャルゲーの化身山崎によるオタク道談義。ひきこもりを新世界へと導きます。ギャルゲーの存在理由は「現実逃避」であるとは彼の談ですが、言い切ってしまうのはどうだろう。まあ確かにそういう一面もあるんですがね・・・。第4話「新世界へようこそ!」の感想です。
なんかとんでもない脱線(笑)を経て、いよいよ本格的にゲーム作りに取り掛かった二人。しかし人との触れ合いを拒絶しているひきこもりの佐藤君にはやはりボキャブラリーが少ないようで、シナリオ作りは難航していました。シナリオの作ることの難しさを痛感する佐藤。そこに山崎がギャルゲーに求められていることについて熱く語りだします。
ギャルゲーとは辛い現実世界から逃れるために作られたものと山崎は言います。でもちょっと自分の主観が過分に入っているような気がするんですけどね・・・山崎一体何があったんだ(笑)。けどゲームやら漫画はみんな基本的にそうだよなあ。空想くらい誰だってするし、個人的には現実逃避はありだと思いますけどね。ちゃんと現実世界に戻ってくるのが条件ですけど。
書けないとぼやく佐藤にネタを与えるため、山崎はオタクの聖地へと彼を誘います。アニメやゲームのキャラが普通に街の一部として溶け込んでいる。そこは今まで見たことも無い光景。メイド喫茶・同人ショップ・フィギュアとそこは佐藤にとってまさに異世界でした。フィギュアのクオリティに魅せられ、あっという間に佐藤もオタクの仲間入り。いいんですよ、幸せであるなら(笑)。もちろん迷惑を掛けなければですが・・・。
夢の世界を十分に堪能した後は再びメイド喫茶で得られたインスピレーションをもってギャルゲーのキャラクター作りに取り掛かります。でもいろいろな要素を詰め込みすぎでわけのわからんキャラが完成。普通突っ込むべき立場にある山崎まで暴走してるし。キレた佐藤のせいで二人は店を追い出されてしまいます。山崎は店に忘れ物をしたらしく、佐藤は道端で彼を待つことに。そこで佐藤は懐かしい顔に再会するのでした。
いよいよかつての想い人柏先輩との再会を果たした佐藤。そして岬ちゃんとの約束の日も迫ってきました。岬ちゃんとの本格的な掛け合いもやっと始まるのでしょうか。次回も期待です。