久々にブリーチの感想レビューを書こうと思います。アニメ自体は見てたんですが、どうも書こうという気が起こらなかったのですよ。でも今回の話がなかなか面白かったのと、次回から助っ人が登場するようなので書くことにします。ではブリーチ第83話「灰色の影、ドールの秘密」の感想いきます。
今回の話は回想編といってもいいかもしれません。元々同胞ともあまり繋がりを持たず、個人個人が一匹狼で生活してきたバウント。それがどうして連帯を組むことになったのか。バウントの一人である古賀の回想からそれが垣間見ることができました。
バウントの一人ヨシとルキア・織姫(蔵人も)の戦い。ぶっちゃけルキアなんだかなあ・・・って感じですね。戦闘方法がそれだけしかないとはいえ、バカの一つ覚えのように「赤火砲」と「蒼火墜」の鬼道の連射だけ。攻撃力で劣るコンビだけに、なんかもうちょっと戦略的な戦いをしてほしいですね。どうも単調な戦いに見えて仕方ない今日この頃。あとヨシのドールを意外な声優さんが演じていましたね。ちょっとビックリしました。
古賀と戦っていた一護はなんとか虚化するのは食い止めたものの、それによってボロボロになってしまいます。古賀は止めをさす前、かつての自分の犯した罪を回想します。狩矢から託されたバウントの卵であるケインという青年。最初こそ互いに反発するような間柄でありましたが、二人で暮らすうちにケインは古賀を慕うようになり、古賀もまた不思議な感情を抱くようになります。一人で生きてきた時には得られなかった暖かい感情、ケインにとっても古賀にとっても、それはとても新鮮な日常でした。人は一人では生きられません。それはバウントであっても例外ではなく、人の心を持つ者ならば当然行き着くところでしょう。
そしてケインは古賀の持つ「ドール」という選ばれた者のみが持つ力に憧れ、彼もそれを手に入れようとします。ドールとは己の力を具現化した分身みたいなもの(一番近いのはジョジョのスタンドかな?)だとは思いますが、使役するには契約が必要のようです。ケインは力を手に入れようと焦るあまり、自身が力量不足にも関わらず、ドールを召喚してしまいます。しかしそれは不完全なドールであり、暴走したドールによって殺されてしまいました。
大切な友を失って、同胞との連帯の必要性を感じた古賀は以後狩矢に付き従うことになるわけです。新しい秩序をつくるため、大儀のもとに戦う古賀。なんか思想的に東仙とかぶるものがありますね。ひょっとして死神図鑑ゴールデンに東仙が出てたのはそういう理由からでしょうか?だとしたら凄いですけどね。ピンチの一護にソウル・ソサエティからの援軍がいよいよ到着、三番隊副隊長吉良イヅルがやってきます。あの隊長のギンにあっさり騙され、乱菊と闘った挙句、乱菊の「灰猫」の前に全くダメージを与えることが出来ずに敗北したあのイヅルが(笑)。・・・ホントに大丈夫か!?
ダメダメ君だったあの時の汚名を返上できるか?次回のスペシャル、イヅルから目が離せませんな。ていうか隊長格はこないんですかね・・・ていうか来てくれ!!隊長だったらマユリ様でも狛村隊長でも構わないからさあ〜。なんだったら山爺でもいいよ(無理です)。とりあえず助っ人達の活躍に期待しましょう!!
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