ひぐらしのなく頃に第７話

いやー魅音が怖かった。というかちょっとひいてしまいました。あのシーン自体はとても怖かったのですけど・・・ちょっとねえ。あとレナの冷静な分析力にもちょっとびっくり。鬼隠し編でのあの壊れ様が記憶に新しいだけになおさらです。元々本来レナはこういう子なのでしょうね。おお、クールだ（笑）。では第７話「綿流し編 其の参 嘘」の感想です。学校ではクラスの皆が心配そうに何かの話をしていました。どうやら昨日の晩から村長である公由のおじいちゃんが行方不明になっているとのこと。梨花ちゃんの理由は子どもらしいといえばらしいですけど迷子は・・・ないと思います。梨花ちゃんの迷子を想像して、レナがかぁいいモードになっちゃってるし・・・このモード好きだからいいですけどね。


圭一が花壇に水をやりながらオヤシロさまの祟りのことを考えていると、泥だらけになって座り込んでいる梨花ちゃんの姿が目に入ってきます。梨花ちゃんは目に涙を浮かべて今にも泣き出しそうな顔をしていました。圭一が梨花ちゃんに駆け寄ると、ボクのことはいいのですと涙を拭って立ち上がります。そして圭一に質問をするのでした。

「・・・お祭の晩に何か悪いことしましたか？」

圭一は驚きます。梨花ちゃんにも自分が祭具殿に忍び込んだことがバレている。圭一が梨花ちゃんに打ち明けるべきか悩んでいると、梨花ちゃんのほうが口を開きます。「猫さん」という主語を使いながらも綿流しの晩に圭一達がしたことについて語りだす梨花ちゃん。圭一もこれ以上自分だけでは処理できないと観念し、「猫さん」の単語を使ってですが自分がこれからどうすればいいか梨花ちゃんに聞いてみることにします。梨花ちゃんによれば忍び込んだこと自体はそれ程大したことではなく、何人かの人が勘違いをしているだけとのこと。猫さん（圭一）は私が守ってあげると梨花ちゃんは力強く言ってくれました。しかし詩音のことにも言及し、魅音が詩音をとても怒っているとも言い、あまり魅音を刺激しないよう今日からしばらく部活はなしにしよう、と梨花ちゃんは言います。


その晩圭一は梨花ちゃんに打ち明けたことを後悔していました。確かに圭一の言うように梨花ちゃんの最後の言葉を含めて彼女が高い位置にいるような口ぶりは気になるところでしょうね。まあ梨花ちゃんは若輩ながらも御三家の一つ古手家の頭首ですから何らかの情報は持ってる可能性はありますし。そこへ詩音から電話がかかってきます。詩音は公由のおじいちゃんが消えたのは自分が祭具殿に入ったことを打ち明けたからと取り乱しながら言うのでした。打ち明けたから村長は失踪した・・・ならば梨花ちゃんも？梨花ちゃんの身の危険を感じた圭一は急いで梨花ちゃんの安否を確認しようとします。


しかしいくら電話をかけても応答がありません。そこで圭一はレナに電話をかけて梨花ちゃんの住所を聞くことにします。ここでちょっとだけレナの入浴ショット。それよりもレナ父の棒読みなセリフのほうが気にかかります（笑）。レナは圭一の異変を感じ取ったのかついてきてくれることに。魅音も呼んで三人で梨花ちゃん家に向かいます。着いてみるといつもはあるはずの梨花ちゃんと沙都子の自転車がなく、家の明かりも消えていました。レナが呼びかけても出てこないため、レナは本宅のほうを見にいき、圭一と魅音は窓から入れないかハシゴを使って二階の窓を調べることにします。魅音から二人とも身寄りがみんないなくなってしまったことを聞かされ、圭一が大変なんだなと言ったその時。

「・・・呪われているんだよ」

急に魅音が豹変し、堰を切ったように次々と呪いの言葉を吐き出します。でも魅音怖いけど顔が歪んでるだけのような気もしますね。一瞬作画が崩壊したのかと思いましたよ（笑）。この呪いの言葉を聞く限りでは魅音が沙都子に対して激しい憎悪を抱いていること、そして沙都子の兄悟史に対し特別な感情を抱いていることがうかがえますが・・・それじゃあそれまで沙都子に対して接してきたあの態度はなんだったんでしょうね？人間ってこわいなあ。


レナが村の人を呼んできて、予備の鍵で家の中に入ることが出来はしたものの、二人の姿は見当たりません。自分のせいで梨花ちゃんは消えた、そして関係ないはずの沙都子までも・・・。涙を流し打ち明けたことを悔やむ圭一。レナはそんな圭一を優しく慰めます。レナもまた知っているような発言を聞き、圭一はレナまで消えてしまうという思いに囚われてしまいます。しかしレナもそれを察したのか、私は消えないと圭一を励まします。レナはええ子や〜。さすがは正ヒロイン。


翌朝学校に行く途中、名探偵レナの推理ショーが始まります。レナの推理によれば、まず冷蔵庫に食事の用意がしてあったことから二人とも急に外出したことがうかがえます。テーブルの上の醤油びんが空っぽだったということ、そして醤油の大瓶が消えていることからレナは梨花ちゃんがその大瓶を持ってどこかに分けてもらいに行ったと推測。帰りが遅いため沙都子がその分けてもらいにいったところに電話をすると、梨花ちゃんがこっちでご飯を食べているといって沙都子も誘い出した、というのがレナの推理でした。明言は避けましたが、どうやらレナはその醤油をもらいにいったところの見当はついているようですね。言いたくないといった感じでしょうか。


すると待ち伏せしていた大石が圭一を呼び止めます。レナを先に行かせ、車の中で大石と話をすることに。そこで聞かされる驚愕の事実。詩音はこの前の図書館での目撃を最後に姿を消していることを聞かされるのです。昨日の詩音の電話と失踪の事実、そして村長の失踪当日の動向。詩音はいつ村長に打ち明けたのか？今まで自分と電話で話していたのは誰だったのか？という二つの疑問。圭一の中に一つの答えが浮かび上がってきます。


その夜、かかってきた詩音と名乗る何者からの電話。圭一はその疑問をぶつけます。しばらくは鳴咽を漏らしていた詩音ですが・・・。突然けたたましい甲高い声で笑い出します。そして切れる電話。今回はここまででした。


うーん梨花ちゃんと沙都子が消えてしまいました。レナがここまで冷静な子だとはねぇ。神社での圭一への対応といい、なんか神に見えてきました（笑）。これから惨劇は起こるのか、それとももう起きてしまっているのか。綿流し編の冒頭の惨劇がどうつながっていくんでしょうねえ。次回は綿流し編最終話（かな？）楽しみです。