ひぐらしのなく頃に第４話

ついに全体のプロローグ的な位置にある鬼隠し編が完結。ＯＰの曲が非常に気になってしょうがない今日この頃です。はやくＣＤ出ないかなぁ〜。では第三話「鬼隠し編其の四　歪」の感想いきます。前話で前原屋敷の訪問者の正体はレナでした。鍵を開けた瞬間、扉を開けようとするレナ。ドアの開け方から怖いです。レナは圭一のためにご飯を作って持って来てくれたとのこと。本来ならば狂喜して小躍りするようなシチュエーションなのですが、レナに疑念を抱いている圭一は母親が今夕飯を作っていると嘘をつき帰ってもらおうとします。

「・・・どうして嘘をつくのかな、かな」

「嘘なんか・・・」

「嘘だよッッ！！！」

鬼のような形相で圭一の嘘を看破するレナ。もう怖すぎです。レナは圭一が買ったカップラーメンの種類と購入場所を言い当て、野菜も食べなきゃ駄目だよとドアのチェーンをガチャガチャやって中に入れてもらおうとします。監視でもしていなければわからない事実をレナに看破され、恐怖を抑えられなくなった圭一はレナの手などお構いなしに必死でドアを閉めようとします。手をドアに挟まれ、悪ふざけが過ぎたなら謝るよと謝罪するレナ。しかし恐怖のあまり錯乱状態に陥ってしまった圭一はそれでも力を緩めることなく強引にレナを締め出します。レナの手かなり痛そうですが、圭一の気持ちもわかるなぁ。あんな形相で怒鳴っておきながら冗談でしたでは済まんだろ・・・。


二階に戻り、レナの過去話の続きを聞く圭一。大石によればレナは茨城にいた頃の事件で人をバットで殴り、大怪我を負わせたにも関わらず被害者たちは当時のことを語ろうとはしないとのこと。大石は「オヤシロさまの祟り」との関係を疑っているようです。その時雷が鳴り、雨が降ってきたため圭一が窓から外の様子を伺うと、そこには家の前で雨に濡れながらレナが立ち尽くしていました。「ごめんなさい」と何遍も言いながら・・・。


翌朝、また朝早く登校し素振りをしていると魅音が話しかけてきます。魅音は圭一に素振りをしないでくれるよう頼みます。圭一は今までの疑問を魅音にぶつけ、何故本当のことを隠していた？と魅音を責め立てます。そしてお前らなんか仲間じゃない、と決別宣言。ここでふと思ったのですが親友とかには隠し事はしちゃいけないんでしょうか？圭一は仲間だったら隠し事なしといっていますが、それはどうだろうと思います。魅音達の悪意の有無は別として人には知らなくていいことや言いたくないことが必ずあると思いますけどね〜。圭一が疎外感を感じるのはわかるのですが。ひょっとするとこの発言が圭一の後の運命を決定付けたのかもしれませんね。


圭一の決別宣言に泣き出してしまう魅音。呪うかのような口調でヤバめなことを口走ります。

「圭ちゃんにバラしたのあの野郎かぁ・・・」

「やっぱりあの時殺しておくんだったなぁ、今年で定年だからって容赦してやった恩も忘れやがって・・・！」

「あのジジイ絶対に殺してやる・・・！！」

体を震わせながら呪いの言葉を口にする魅音。怖い怖いよ・・・。


学校が終わり家路に着く帰り道の途中、圭一は誰かに付けられていることに気づきます。木の陰に隠れ、様子を窺っているとそこには鉈を持ったレナの姿が・・・。圭一が一瞬目を離したすきに後ろに回りこまれます。圭一が何故鉈なんか持っているのか問い詰めるとレナはいきなり狂ったかのように笑い出します。

「圭一くん悩んでることがあるんじゃないかな？怖いんだよね、圭一くん」

圭一は悩んでなんかいないと否定し、村で起こった怪事件の正体を問い詰めます。レナは人間の犯人などいない、全てはオヤシロさまが決めることといいます。同じ状況を体験している自分なら圭一くんを助けられる。そう言って悩み事を打ち明けるよう圭一に迫るレナ。また笑い出すレナに恐怖を感じた圭一はレナを突き飛ばし、その場を逃げ出します。しかし謎の作業服の男達に回りこまれ、抵抗するも圭一は気絶させられてしまいます。


何故か自分の部屋で目覚める圭一。横を見るとレナが座っていました。そこに魅音もやって来ます。自分が聞きなれない「監督」というフレーズに圭一は詳細を聞こうとしますが、二人は答えずただ笑うだけ。そしておはぎのクイズの罰ゲームと言ってオヤシロモードになる二人。レナが圭一を羽交い絞めにして魅音は注射器を取り出し圭一にそれを注射しようとします。そして初回冒頭の惨劇へと繋がるわけです。二人を撲殺した後、家の前に車が止まったことに気づくと時計の裏に隠していた例のメモを取り出すと自分の知り得る全てを書き記します。そして血まみれになって倒れている二人の死体の前に立ち尽くし、自分の運命に涙する圭一。


興宮署の大石のもとに圭一から電話が入ります。圭一はオヤシロさまの祟りは実在すると言い残し、富竹と同じような方法で死んでしまいます。最後に「ごめんなさい」という言葉を残して・・・。後日大石の事件の回想録によれば圭一の残したメモは何者かによって一部分がなくなっていることが判明しますが、事件の真相はわからぬまま鬼隠し編は幕を閉じます。


うーんレナが怖い！怖すぎる。でもかなり場面や台詞を省略しているので原作通りにアニメで再現したなら、今の比ではなくさぞや震え上がったことでしょうな。でもレナの形相とかは原作以上なので十分恐ろしいと思います。今度は綿流し編、魅音の妹詩音の登場ですね。次回にも大期待ですね！圭一のもう一つの顔もみたいものですねー。

Comments

初めまして。
　原作の方はついこの間、体験版(鬼隠し編)のみプレイしました。

前置きこれ位にしてアニメの感想ですが
アニメを見ただけで推理するのは不可能だと思います。
つか今回圭一壊れすぎ！！(レナの手を挟むトコ)

気になった箇所
　第三話の轢き逃げ(？)した兄ちゃんの発言「っち！」やおはぎの中の針(？)について等は
圭一視点(妄想)のためと思われますが
今回の作業服の男の所で「っえ！？」と思いました。
普通襲ってきたわけでもないのに
後頭部を鈍器で殴りますか？

レナ＆魅音撲殺にについて
魅音＆レナ撲殺の犯人は圭一確定(公式公認)と取って良いですかね？

それと圭一の隠し事云々のセリフは魅音やレナが
圭一の嘘(隠し事)を簡単見抜く苛立ちやストレスから来たものだと思います。

長文失礼しました。

Posted by ？？？？ at 2006年05月03日 18:15

？？？？さん、コメントどうもです。
そうですね、確かに展開が速すぎてちょっと全てを理解するのは厳しいところはありますね。詳細を知りたいなら原作をプレイしろってことなのでしょう（笑）。２クールじゃこれが限界ですかね。自分は原作をほぼ全てプレイしましたが話が進めばいろいろな疑問は解明されると思いますよ。この鬼隠し編は理解が難しいんですよね〜話が進めば進むほどに。アニメでどう進むのか楽しみですね！

Posted by へっぽこ二等兵 at 2006年05月04日 15:20