前回、右京の術を破った妙でしたが弟を犠牲にした左京の強引な手によって、結局邪にその身を飲み込まれてしまいます。宝珠の聖なる力が消え、江戸を守ってきた結界がついに消滅し妖魔たちが次々と江戸に入り込んできます。円朝は天女たちを招集、妙救出の指令を出します。円朝によれば妙はまだ完全には邪に飲み込まれてはいないとのこと、唯たちも妙の無事を信じます。計都城では邪魔な天女たちを始末するため、妙を暗黒竜へと変化させます。唯たちも暗黒竜の中に妙がいることに気づき、救出するための作戦を立てます。鈴によれば暗黒竜に攻撃が通用するのは唯と涼のそれぞれの必殺技のみ。しかし相手が瞬間移動の能力を持っているため、攻撃をかわされるとリスクの大きい唯の技は使わず、涼の攻撃を軸とした作戦となりました。
晶と源内との関係も進展しているようです。ていうかいつの間にか源内さん呼び捨てっすか!?あのクールな涼ですら思わず赤面してしまうほどのアツアツぶりです。暴れ回り江戸を破壊していく暗黒竜、逃げ惑う人々。作戦は開始され、天女たちは配置に就きます。しかし作戦は気づかれたのか、左京は城から直接晶たちに向けて砲撃してきます。晶は応戦し、その攻撃は防ぎますが瞬間移動してきた暗黒竜の放つ光線攻撃をまともに喰らってしまいます。暗黒竜によって攻撃の要であった涼も倒れ、唯は鈴に自分が「落とし噺」を使うと言い出します。もはやそれしかない現状に鈴はそれを許可します。
唯の攻撃の道しるべを作るために、鈴は暗黒竜の現在位置を捕捉します。しかしその現場は妖魔に見られており、左京はその力を無力化させるために暗黒竜に竜脈を断ち切るよう命令を下します。竜脈を断ち切られた鈴は「計略天女」として本来の力を発揮できなくなり、妖魔に捕まってしまいます。戦えるのは自分だけとなってしまった唯は一か八か「落とし噺」を使うため、地上に急降下を始めます。強力ではあるものの、自爆技ともなりかねない「落とし噺」。鈴の補助もない今、攻撃が当たる確率は限りなく低いわけですが、妙を信じて突撃する唯。雅は唯に竜の位置を教えるため、危険を冒してあえて接近戦を挑みます。しかし雅も倒れ、このままでは地面に叩き付けられてしまう絶体絶命のピンチ。唯は妙に私を導いて、と呼びかけます。その声に呼応して暗黒竜の中の宝珠が光り輝き、唯にその位置を教えます。「落とし噺」は見事暗黒竜に命中、倒すことに成功します。暗黒竜の消滅により妙は復活、「神楽天女」としてついに覚醒します。なんか変身したら性格まで変わってかっこよくなったなぁ。変身のキメ台詞は六人の中で一番かも。水芸により江戸の火事を消火する妙、芸人っぽくいろいろやってみせていましたね。
ついに天女が全員集結しました。みんなの結束も固まってきたようですし、いよいよ最終決戦ですか。でも今戦えるのは唯と妙のみ、ピンチに変わりありません。次回はタイトル見る限り、誰か死ぬのかな?円朝っぽいけどあの人死んだら歴史が変わっちゃうしな〜どうなるのか。次回に期待です。
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