2006年04月12日

地獄少女最終話

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地獄少女も最終話・・・と思いきやどうやら第二期の放送が決定したようで。最終話を見てて終わり方が不完全で、あいは救われたのかどうなのかはっきりしなかったのですが予告を見て納得しました。では最終話「かりぬい」の感想です。


前々回、権限逸脱の行為によって地獄送りになってしまったあい。いつもあいの家にいた蜘蛛はあいが地獄少女としての職務を全うしているか監視するために遣わされた存在のようです。蜘蛛は禁を犯したあいを厳しく責め、地獄でその罪を償うよう宣告します。しかし未だ憎しみに囚われているあいは蜘蛛の制止を振り切り現世へと戻ります。


あいはハジメを何処かに連れ去り、つぐみとコンタクトを取ります。自分の母親に対してハジメの犯した罪をつぐみに見せることでつぐみの心を揺さぶりをかけるあい。つぐみのハジメに対する憎しみを掻き立てるようにあいは囁き掛けます。恨みを晴らしたいのなら糸を解けばいい、といつも通り藁人形を手渡そうとしますがつぐみは拒絶します。しかし元の世界に戻ったつぐみの手には藁人形が握られていました。


一方ハジメはあいの家で囚われの身となっていました。そこで一目連たちからあいが地獄少女になった経緯を知らされます。あいが地獄少女となったのは村の人々を復讐で焼き殺した罪を償うため課せられた罰であるとのこと。ということはあの家を燃やした力は死して地獄少女となってから得たものではなく、あいが元々持っていた力だったということでしょうか。地獄少女となったあいは四百年の長きにわたり人の恨みを代行してきました。ハジメたち仙太郎の血縁者と出会ってしまったことで自分の奥底に封印していた復讐心が蘇ってしまったというわけです。あいに大恩があり、心から心配している一目連たちもあいの現状に心を痛めていました。そこにあい以外とは話さなかったあいの祖母がハジメにここから出す代わりに頼みごとがあると語りかけます。


つぐみは家でいきなり知らされた母の死の真相にどうしたらいいのか困惑していました。あいはさらにあの手この手でつぐみの復讐心を煽り、どうにかして糸を引かせようとします。これはずるいよな〜決めるのはあなたと言っておきながらつぐみにそれを仕向けようとしている。柴田親子を地獄に落とすことがあいの目的なのでしょうが・・・もう完全に私情に駆られてますよね。あいは亡くなったあゆみの幻惑を見せ、つぐみを精神的に追い込んでいきます。最初は否定していましたつぐみでしたが、言葉巧みにつぐみの共感者を装いつぐみの心を支配していくあい。


そこにハジメが登場、骨女達ももうやめてとあいに訴えかけます。

「・・・だまれ」

あいは聞く耳を持たず、骨女達を力を使い吹き飛ばします。ハジメはつぐみを連れて逃げようとしますが、あいによって憎しみを掻き立てられたつぐみはハジメを拒絶します。あいの力であゆみの事故が起こった当時の現場に飛ばされるハジメ達。

「可哀想なお母さん・・・全部あの人のせいで。あなたが裁くのよ」

あいが最後の一押し。ここでハジメがかつてと同じ台詞を言ったならつぐみは糸を引いたでしょう、しかし・・・。

「俺が・・・死ねばよかったんだ」

その場で泣き崩れるハジメ。愛していた・・・ゆえに許せなかった。自分よがりの憎しみがあゆみを殺した。あゆみの寂しさに気づいてやれなかったことを悔やむハジメ、自分にも非はあったはずなのに。ハジメはつぐみに謝罪します。しかし起こってしまった事はもう取り返しがつかない、とあい。ハジメは覚悟を決め、つぐみに裁かれることを望みます。つぐみにとってハジメは自分を育ててくれたかけがえのない人、母がいなくてもハジメと過ごした日々は楽しいものでした。それはハジメがつぐみのことを大切に想ってくれていたからにほかなりません。初めてハジメを「お父さん」と呼び、恨みを捨ててハジメと生きてゆく道を選んだつぐみ。


そんな柴田親子の姿を見てあいの心は揺らぎます。あいの中に蘇る仙太郎への思慕の念。桜の大木を見上げながらあいは涙します。大量の花びらが舞い散る中、柴田親子とあいは七童寺に戻ってきます。あいは力を使い寺を破壊します。寺を破壊したのはあい自身が過去を断ち切ろうとする決意の表れなのかもしれません。とんだとばっちりを喰らった寺の住職さんの犠牲はありましたが(と思ったら生きていたようです)。あいはしもべ達を連れてその場を去ります。いろいろありましたが親子の絆を強めたハジメとつぐみは家路に着き、話は終わります。


最後に総評を。面白かったですねぇ。恨みという人間なら誰でも持ち得る負の感情、それをテーマにしたのは良かったと思います。復讐の是非はどちらが正しいかはわかりませんが、過去を捨て去ることは出来ないけど未来を生きていくにはどこかでけじめをつけないといけないとは思うんですよね。人を許すことはなかなか難しいことかもしれませんけど。今の社会でも報復論はありますし、そういう意味でもなかなか考えさせられる作品でした。アニメを見ない人でもこれは見れるんじゃないでしょうか?三月までの作品では一番好きなアニメかもしれません。閻魔あいもまだ救われていませんし、そこらへんも第二期に期待したいですね!!
posted by へっぽこ二等兵 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(24) | 地獄少女 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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